ユーザーレビュー一覧(全604件 平均:3.5)

「人は、論理で決めて情で動く」 2006-02-24
レビュアー:ふくちゃん@徒歩ダー(57人中34人が参考になったと回答)
松下グループの創設者、松下幸之助氏は「人は論理で決めて情で動く」と喝破した。
国家には憲法や法律があるとは言っても普通に生活していれば
「今回はこういう感じ」「憲法や法律だけでは括れない何か」
みたいな、いかにも人間らしい判断基準を大切にしていることを否定する人は少ないだろう。
この本ではそういう人間らしさこそを大切にしないと、結局国家として評価されないよと書いている。
人間はコンピュータじゃないのだ。

「わかりやすいです」 2006-03-02
レビュアー:ドーナツ太郎の母(60人中34人が参考になったと回答)
レビューを読んで、興味をもち買いました。
育児中に数時間で読めるほど、読みやすい本です。
一番印象に残ったのは、
「江戸の町民たちが本を立ち読みしているのを見て、
外国は日本の植民地化が無理だと思った」という所です。
国の底力って重要ですよね。
心して育児に励みたいと思います。

「久しぶりの良書」 2006-03-14
レビュアー:ハイトス(78人中34人が参考になったと回答)
題名からしてもっと堅苦しい内容かと思いましたが、講演の内容の編集版との事で非常に読みやすく、所々苦笑しながら読めました。指摘内容にはうなずける観点が多く、共感を覚えます。出来れば筆者の講演を聴きたくなりました。日本人的情緒感覚への洞察は、少しばかりの誇張があるにせよ著者の体験からくる非常に説得力のあるもので、参考になります。

「部分的に読んだ方がいいのでは」 2006-03-26
レビュアー:天天(47人中34人が参考になったと回答)
「理由はないが卑怯はいけない」など日本人の優れた道徳、美意識、感受性、思考の手段としての言語の大切さなどなるほどと思うことは多い。
また「行き過ぎた資本主義」アングロサクソン的合理主義の弊害や理不尽さにも触れている。
惜しむ点はイギリスを過剰評価している点とイギリスへの評価に矛盾があることである(かたや見本としながらかたやかの国には無いといった矛盾)。
また論点が散発的であり、いまひとつ思考の深度が浅いことも欠点と言える。

「良書。ただし、正しく解釈できる人がどれだけいるか・・・」 2006-05-07
レビュアー:junk-i(65人中34人が参考になったと回答)
この書を読んで反感を覚える人とは、つまり、日本人の精神からかけ離れている人です。
戦後のアメリカの罠にまんまとはまり、合理至上主義に陥っている人です。
著者が時代の流れに乗っていない、時代を読みきれていないと指摘する人もいますが、
その時代の流れが荒廃に向かっているから、そうならないためにどうすればいいのか作者なりの考えを言っているわけで、
時代の流れに乗っていれば安全だと考えている人には向かないでしょう。
簡単に言ってしまえば、今の、そして未来の日本という国、地球という世界に、
何の危機感も不安も抱いていない人が読んでも、意味が分からないと思います。
さらに、「このままじゃいけないな」と思ってはいても、世界史と日本史の
知識のない人が読んでも、半分くらいしか意味が分からないと思います。
そして、日本という国が好きでない人が読んだら、破り捨てたくなるような本です。
教養のない人が下手に読んでしまうと、「自由競争を否定する共産主義者だ」だの、
「祖国至上主義の危険思想者だ」だのと言い出しかねないので、
「自分は教養がないな」と思う人は、読まないほうが無難です。
この本には、『「日本」が「日本」として、「日本人」が「日本人」として在るためにはどうするべきか』
といった内容が書いてあるので、「日本ってなんだろう?」と思う人は、
古典なり俳句なり日本文学なりを読んでからこの本を読むといいです。