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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

国家の品格 (新潮新書)
国家の品格 (新潮新書)
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新潮社

¥ 714

新書

売上ランク:2894位

2005-11

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ユーザーレビュー一覧(全604件 平均:3.5)

評価5点「新著に期待」 2006-01-14
レビュアー:吉瀬 宣彰(59人中31人が参考になったと回答)
本書を読んでいて、渡部昇一氏を思い浮かべた。
藤原氏のこの本は勿論、渡部氏の著書もそうなのだが、実に平易な、読みやすい文章である。読書経験に乏しい中学生、高校生でもすんなりとはいれるように、ここでは難解な語彙を使うことなく一書が綴られている。平易でわかり易い文章を、気取りもてらいもなくなにげなく書く・・・・・至難の業である。お二人とも、難解に書こうと思えばいくらでも可能であろうに。それを有り難がる人々も、確かにいるのだ。
それを知ってか知らずか、お二人の文章は、中途半端な学者・文化人・マスコミ人士の書く、やたら自意識過剰、どう、ボクってアタマいいのよ、わかるでしょ?的文章とは一線を画している。
私には、こんな文章、逆立ちしても書けない。悔しいが、藤原氏の次の著書を期待して待ちたい。
評価5点「一本の筋が見えた」 2006-01-21
レビュアー:ボラーレ(59人中31人が参考になったと回答)
ベストセラーは買わないことにしていたが、今回はあまりにも識者による評判がいいので騙されたつもりで買ってみた。目から鱗だった。この本に書かれていることの多くは断片的に私も実は考えていたことだったが、それらを総合的に結びつけて将来を見通すなどということはしなかったし、できなかった。本書を読み、私のこれからの生き方、日本のこれからの生き方について一本の筋が見えた気がする。騙されたつもりで読んでよかった。
評価2点「独りよがり」 2006-02-06
レビュアー:モコモコ(73人中31人が参考になったと回答)
本書の中では「論理よりも情緒こそが重要である。」と繰り返されているけれど、この人の文章からは批判的、攻撃的な性質ばかりがうかがえた。

大学の教授なのに日本の若者や子供たちに対する愛情があまり感じられませんでした。
外国人から日本文化についての質問をされても答えられずにバカにされないために、外国語や経済の勉強はまったくする必要はなく、国語や歴史の勉強をするべきなのだそうだ。

そんなことをしたら、外国の投資家に日本の経済が乗っ取られてしまい、それこそ日本の危機なのではないかと本気で恐ろしくなります。
評価2点「全てのベストセラーは通俗的である」 2006-03-26
レビュアー:微明日(46人中31人が参考になったと回答)
 言わずもがなではあるが、普段本を読む習慣を持たない人が買うからベストセラーになる。

 共通するのは、宣伝を上回る内容が期待できず、買って読むべき価値があるとは到底思えないものばかりであるということ。

 昔、岡潔という「世界的数学者」と小林秀雄の対談「人間の建設」(!)が売れたことがある。(出版直後ではあるが、買ってしまった。)

 自信を持って数学のことを語ればいいのに、病的な文系コンプレックスの裏返しとしか思えない浅薄でファナティックな伝統礼賛に終始して、さすがの小林も辟易している様がむしろ面白かった。

 藤原氏の著書も数十年前に1冊だけ読み、内容は完全に忘却の彼方であるが、もう読む必要はあるまいと感じたことは覚えている。

 「祖国とは言葉」という著書もあるようだが、TVで瞥見したところ、ご本人は「おっしゃられた」といった二重敬語を平気で連発し、「べき」が「べし」の連体形であることも自然に身につけてはいらっしゃらないようだ。

 何れにしても、慌てて飛びつくことは避ける方が賢明であろう。

 星二つは、読者に優越感を与えてくれるに違いない点に。


評価3点「柔軟性に欠ける主張」 2006-04-03
レビュアー:愛国者(43人中31人が参考になったと回答)
自国文化の理解が伴わない限り真の国際人にはなれない、という
筆者の主張は的を得ており、大いに共鳴できる。
しかし、盲目的に文化や芸術、哲学などを尊び、
一方で金をただただ賤しむと言う姿勢には
疑問を投げかけざるを得ない。
実社会には、自らの愛国心をベースに、国家に貢献している
ビジネスマンは数多くいる。
学問のみの世界に生きてきた筆者が、自己正当化のために
偏重な意見に凝り固まってしまうのは仕方ないことではあるが、
『国家の品格』を語る以上はもっと視野を広げて欲しいものだ。