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国家の品格 (新潮新書)
国家の品格 (新潮新書)
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新潮社

¥ 714

新書

売上ランク:2894位

2005-11

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ユーザーレビュー一覧(全604件 平均:3.5)

評価3点「ノスタルジックな極論」 2006-03-27
レビュアー:doncorleone(38人中26人が参考になったと回答)
言いたいことは分かるし、納得できる部分もある。
しかし如何ともし難いノスタルジーに浸りきった平和な主張であるように思う。
取り上げている事例(オックスフォードやライブドアなど)が、ことごとくラディカルなものであり、その必然としてそこから紐解かれる結論もラディカルになっている。
古き良き時代を懐かしむのは自由だが、新しいものを追い求めることで、捨てられるべき"古き良き時代の遺産"というものもあると思う。

読み手の立場・価値観によって、この本の感じ方は両極端になるだろうと思う。
評価2点「戦後が好きなら、そう言えばいいのに」 2006-04-09
レビュアー:一般人(70人中26人が参考になったと回答)
 明治維新の経過、戦前戦中の国内状況をちょっと調べれば、著者の「エリート任せでオールOK!」という主張を突き崩すのは簡単である。そんなことは著者もわかってるだろうし、この本をベストセラーにした読者さんもわかってるだろう。世の中、「おまいらは馬鹿で下民で政治する資格なんかねえんだよ!」と言われて嬉しいマゾばかりとも思えないし。
 この本が売れたのは。戦前と見せかけて実は戦後を礼賛しているからだ、と思う。著者の讃える「何の障害もない、健全な」エリート専制体制って、実は戦後そのものではないか。貧困(革命の危機)と直接的暴力(軍部と戦争)が表向き消え去り、従順な政治家と国民だけが残った。それでつい最近まで非常に上手く行っていた。こんな素晴らしい時代、もう来ないだろう。天下の娯楽国家もその状況に育てられた。
 でも、愛国者な人々の間では、戦後は全くの暗黒時代らしいから。わざわざ戦前の虚像を仕立てなければならなかった。そんなに戦後が好きなら正直に言えば良いのに。そのもって回ったくすぐりもいかにも戦後的だ。
著者の戦後という時代への愛には共感する部分多々、星4つ。でもこの表記じゃ貧困と暴力を求めているみたい、マイナス2つ。
 
評価4点「日本史に対する見方が変わりました」 2006-04-29
レビュアー:たつた(40人中26人が参考になったと回答)
私は戦争時代のイメージが良くなくて、どうも日本史が好きになれませんでした。
つまり、日本という国に対して誇りを持てずにここまで過ごしてきました。
近頃、愛国心等の記述をめぐって新聞等で騒がれているのを見て、この本を読むことにしました。
この本を読んでからは、日本という国の見方を変えるべきだと感じました。
そして、日本という国の文化や伝統を大切にして、他国の人や子孫と接していかなければならないと思いました。
これからは日本の国や文化について学び、誇りを持っていこうと感じました。
この本を読むと、「日本」という国に対する見方が変わってくると思います。
評価2点「あまりに極端」 2006-05-11
レビュアー:たぬき(46人中26人が参考になったと回答)
「合理性や論理だけではダメ、情緒や心が必要」というのはごもっともな主張です。

でも「あんたに言われたくない」とつい思ってしまうのは、著者の独特の文体によるものなのでしょうか?なぜかつい反発を感じさせる文章ですよね。特に目新しくない思想を、自分が思いついたかのように、「教えてくださる」という雰囲気があるからです。

しかも、「アメリカ=合理性礼拝の国」と簡単に片付けてしまう恐ろしさ。日本との対比を際立たせて文章にインパクトを与えるために、勝手に1.2を1と整数にしちゃったんですね。アメリカには情緒がないのか?なぜアメリカを敵対視しなければならないのか?(イギリス・フランスはお好きなようですが)

また、「小学校から英語教育」=「日本語の国語力が劣る」という図式も単純すぎますね。「英語も」「国語も」両方学ぶ可能性(十分可能)というグレイ・ゾーンの可能性をさっさと切り捨てています。

論理(のみ)はダメといいながらしっかりと論理(のみ)をこじつけているように思いました。

評価1点「…」 2006-11-10
レビュアー:ソン(84人中26人が参考になったと回答)
この人の考え方には子供に対する『抑圧』と『軽蔑』が確かにある。ゲーム脳もしかりなせマスコミはこんなエセ本ばかりを祭り上げるのか、マスコミの人間こそちゃんとした教育を受けなおすべきでは?