いもづる式 トップに戻る ヘルプ

書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

国家の品格 (新潮新書)
国家の品格 (新潮新書)
click for big image

 

新潮社

¥ 714

新書

売上ランク:2894位

2005-11

Amazonでの販売状況

→通常24時間以内に発送

amazonで詳細を見る

ユーザーレビュー一覧(全604件 平均:3.5)

評価4点「論理のスタート地点を誤らないために」 2006-01-06
レビュアー:KJ(35人中24人が参考になったと回答)
 最初の数十ページは、ともすれば愛国者の戯れ言とも受け取れるが、
最後まで読めば著者がバランスの取れた人だとわかります。
 
 人権、自由、平等のみならず、論理までも正当化の道具にすぎない
ことや、人の命の価値の軽重について、ハッキリと自説を述べている
のが痛快。誰も言わないけどやっぱそうなんだよな〜、と苦笑い
しながら読んじゃいました。
 
 「そもそも論理には限界がある。
 また、論理のスタート地点を的確に設定する能力は、論理力とは別の
能力であり、その能力は「情緒と形」に基づくものである」
 という著者の意見に賛同できるかが、この本の評価の分かれ目だと
思いますが、賛同しない人でも十分楽しめると思い、お勧め致します。

評価3点「自己中」 2006-01-27
レビュアー:444(66人中24人が参考になったと回答)
論理だけではだめだ。情緒と形が必要である。と言った話はすごくよく分かりました。
しかし、子供のうちから英語は良くないとか、本を読め、...等々少し偏った、自己中心的な考え方が目立ちました。
あくまで自分中心で、大人になったら英語がぺらぺらで、それなりの勉強をこなして来たいわゆるインテリを大前提に話を進めているように思われました。
そうでない場合は一切含まれていない気がします。
評価5点「みんな本当は気づいている」 2006-03-29
レビュアー:Lee.S(41人中24人が参考になったと回答)
戦前の駐日フランス大使、ポール・クローデルが日本人を評して
「日本人は貧しい。だが高貴だ。世界でどうしても生き残って欲しい民族を挙げるなら、それは日本人だ」
と言ってくれたそうですが、それも今は昔…

日本古来の情緒を忘れ、アメリカの合理主義、金銭至上主義に染まってしまった日本人。
財力にまかせた法律違反すれすれのマネーゲームを卑怯だとも下品だとも思わなくなった日本人。
自分さえよければいいという考え方で、道徳性を無くしてしまった日本人…
今の日本を見たら、クローデルはさぞ悲しむでしょうね。

この本で言いたいことは要するに、日本人が元々持っていた
「名誉と恥の意識」
「卑怯を憎む心」
「温厚と誠実」
「敗者、弱者へのいたわり」
と言った武士道に由来する美徳を呼び戻し、品格のある国に戻そうという話しです。
しかし「卑怯を憎む心」や「敗者、弱者へのいたわり」は武士道以前に人間として当然の事です。
これを一笑に付す人は、親からまったく何も教わってこなかったのだなと思います。

世界第二位の経済大国と言いますが、作者は「たかが経済」と切り捨てています。
金があっても品格がなければ、羨望はされても決して尊敬はされない。確かにそうですね。
極論もあり、すべてに共感できるわけではありませんが、言いたいことの本質は伝わってきます。
社会保険庁の腐敗、ホリエモン騒動などを見て、多くの日本人は気が付きはじめています。
ただ忘れてしまっていただけで、数千年の歴史はDNAにしっかり刻まれているはずですから…

「国家の品格」とありますが、結局は我々一人一人の品格であり、意識の問題です。
賛否両論ありますが、この本の存在によって各々が日本について考えることに意味があると思います。
それとテーマは重いですが言葉使いは平易ですし、大変読みやすい本です。
評価5点「日本国について」 2006-04-07
レビュアー:ぶんぶくちゃがま(53人中24人が参考になったと回答)
私のような高校生にとっては、
日本国を改めて考えるという事自体ないようなものだったので、
私達が生きるこの祖国について考えさせられるきっかけとなりました。

日本の現状に対して批判するような意見しか読んでこなかった私にとって、この日本国を築いてきた素晴らしい先祖についての記述を見ると誇らしく感じ、これから未来の日本に生まれる子どもたちがそのような思いができるように、さらによい日本を作っていくべきだと考えさせられました。
評価4点「よみやすい」 2006-04-08
レビュアー:ai0610(55人中24人が参考になったと回答)
 非常に読みやすい本。ベストセラーということで購入してみましたが、むしろこういう本が売れるようになった時代の変化こそをどう分析するかが重要ではないでしょうか。

 世界に誇ることの出来る我が国が文化国家であることは、多くの著名な作家が今までも述べた来たことで、さほど目新しさはありませんが、こういう主張が広く一般に受けいられる時代になったのだと、感慨深げになりました。

 読みやすく面白い本です。