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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

国家の品格 (新潮新書)
国家の品格 (新潮新書)
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新潮社

¥ 714

新書

売上ランク:2894位

2005-11

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ユーザーレビュー一覧(全604件 平均:3.5)

評価1点「数学者著かと疑う日本万歳精神主義。30分で読めるので、最近日本はダメと思う方にお勧め」 2006-04-30
レビュアー:キルロイ ◆dtIofpVHHg(44人中23人が参考になったと回答)
◆衆愚的新書ブーム先駆け「バカの壁:新潮社」路線の凡庸精神論書。
 若き数学者のアメリカ、遥かなるケンブリッジと同じ方が書いたと思えない『よくあるものすごく凡庸な近代(日本)批判』。近代的合理精神、論理(多分西洋科学、哲学的な)民主主義の批判も安易。これらで世の中がどれだけ良くなった?当然無謬のわけは無いから、それの問題点と解決策を考えるべき。
◆その後は「日本には固有のすばらしいものが有る(が廃れつつある)」というというまたよくあるパターン。昔の日本ってほとんど良いことばかりですか?武士道精神の復活をとまで言う。武士道ってそんなに素晴らしいものですか?少しは現代でも使える所が有る程度でしょう。大体武士なんて日本人の中でも数%だったでしょ。
 それで総論としては情緒が大事ですか・・・
◆最後に、NHKの新書ブームの番組で、新規出版の例がこの本でした。なんとこの本は『テープ起こし』だと平然に言っていたのと、編集部のファイリングのダメダメさが印象にのこりました。
評価2点「いただきました星2つ・・・」 2006-12-01
レビュアー:はらくに(38人中23人が参考になったと回答)
ご両親が作家でご自身が数学者・・・というと、こうなってしまうものかと正直がっかり
しました。ご両親と同郷の私には子供の頃から著者のお母ちゃんの講演等を聞く機会があり
「著者はお母ちゃん似なんだなぁ〜」と読んでいるうちに、作家 藤原ていさんを思い
浮かべました。

日本人の自然観、武士道、各論では興味深い話もありましたが、本書の後半に進むにつれ、
「おいおい・・・!」ってな感じで、か・な・り強引な話になっていった気がします。
一部の保守主義者の皆様には教科書的な本なのかもしれませんが、私にはちょっと・・・

「弁の立つ数学者・口が達者な学者は物事をこう考えるんだ」と、現代のサラリーマン社会に
生きる私には大変興味深い内容ですが、我々とは違う世界に生きておられるような気がしてなりません。

ご自身も教鞭をとっておられるようなので、そのお考えをどのように生かしていかれるのか
興味はつきません!
評価2点「立ち読みすべし」 2007-01-18
レビュアー:へちょ子(36人中23人が参考になったと回答)
ベストセラーのわりに、万人ウケする内容ではない。自分が左よりだと自覚している人、または表現の品位や論理展開を重視するなら、確認してから買ったほうがいい。何故ベストセラーなのか?と首を捻るに違いない。しかしこの本がベストセラーになった事実は、我が国の品格が地に落ちていることを、まさに証明しているのかもしれない。
評価1点「ひどい」 2007-06-18
レビュアー:F(64人中23人が参考になったと回答)
 書店でたまたま見かけて、過去の話題作だったので読ませていただきました。
200万部売れたとかいうことでかなり期待して読みましたが、
内容は期待を裏切るもので「何故、この本がこんなに売れたのか」と首をかしげました。
 
 西洋の思想(ロックやカルヴァンなどなど)を片っ端から「正しくない」と言いつけて、
日本の形や情緒などが最善のものだと言っています。いわゆるオリエンタルリズムの逆みたいな感じです。
また、ソ連の崩壊とともに共産主義が崩壊したとか言ってますが、ソ連は厳密にいえば資本主義と同じ構造です。
グローバリゼーションの波が押し寄せてきている中、今や単一民族国家といった国家は事実上存在しないにも関わらず、
単一民族国家であることを前提とした論理となっており、時代錯誤甚だしいです。
 
評価4点「気持ちを整理するには良い本」 2005-12-16
レビュアー:育郎(37人中22人が参考になったと回答)
最近のメディアや時代の風潮から感じられる、間違ってはいないが何か釈然としないことを言っている人に対しての主張を代弁してくれているような気持ちになる。
私も合理性というのは大切な一要素ではあるが、それで相手をねじ伏せるという考え方は未熟だと思う。論理というのはコミュニケーションの手段の一つに過ぎず、それが全てではない。
結局社会というのは人間が営む活動であり、人間の感情面を配慮しなければ、上手くいくこともこじれてくる。同じことでも言い方一つで全く別の反応が返ってくることはよく経験することだ。
「ルールに則っているのだから何が悪い」と言わんばかりの人は、ある意味そういうことを認識する能力に欠けているのではないかと思う。
筆者の主張は日本人が本来豊かに持っている(?)情緒を育むべきだというもので、私も大いに賛同できるところである。

経済や、自由、平等についても論じられており、色々考えさせられ読み応えは十分あると思う。
ちなみに資本主意経済の大きな問題点について興味のある方には「エンデの遺言」をお勧めする。
ともあれ最近のメディアに振り回されて何が正しいのか分からなくなっている方は多いと思う。読んでみて考えを見直し気持ちを整理するには良い本だと思う。
細かいことを言えば「本当にそうか??・・」と感じる部分も少なからずあるので★は4つ。ただそこは枝葉の部分なので具体的な話は省略する。
この本を元に活発な議論はできると思う。