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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

国家の品格 (新潮新書)
国家の品格 (新潮新書)
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新潮社

¥ 714

新書

売上ランク:2894位

2005-11

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ユーザーレビュー一覧(全604件 平均:3.5)

評価5点「タイムリーな良書」 2006-03-12
レビュアー:まのの(106人中58人が参考になったと回答)
日本の「情緒や形の文化」が失われつつある現状を憂いているのは、古くから伝わるその文化と直接関係のある方だけではないようだ。

本書が多くの方の共感を得ているのは、それら「情緒や形の文化」がいかんともしがたいほど絶滅の危機に瀕しており、またその事をとても悲しく思う方が多いということだろう。

その対極にある現代、複雑な問題を生み出している「論理」や「市場原理主義」に問題定義をぶつけているあたり、とてもタイムリーな良書であると言える。

すでに失われつつある、日本の「情緒や形の文化」をこれから世界に打って出る若者がその内に秘め挑戦することは、非常に困難であるように感じるが、それでもそのような文化を有する国家に自信が持てるという事は、やはりひとつの勇気になるのではないだろうか。
評価1点「米国におんぶに抱っこで成長したくせに」 2006-03-16
レビュアー:愚民(112人中56人が参考になったと回答)
日本人は論理を否定し情緒に走り、感情の赴くままに戦争をして手酷い敗北を喫した事をもう忘れてしまったのでしょうか?

その昔、明治時代の偉大な思想家は日本や東洋の非論理性は西洋の合理主義には絶対に勝てない事を見切り、「脱亜論」などの思想を生み出しました。そして西洋合理主義を受け入れた結果、わが国は目覚しい発展を遂げ、世界に名だたる文明国の一員になる事が出来ました。
ところがその後、日本人は急に昔のように非論理的傾向を強め、気の狂った軍部が馬鹿な民衆を焚きつけて「八紘一宇」「鬼畜米英」、果ては「八生報国天皇陛下万歳!」などと北朝鮮並みの馬鹿げた主張を展開しはじめました。その結果は皆さんご存知の通りでございます。

戦後、マッカーサーの下で新たな西洋合理主義を取り戻した「精神年齢12歳」の日本人は、米国の管理監督の下で再度国家の発展を遂げる事が出来ましたが、最近このような愚にも付かない怪著に熱狂するような馬鹿民衆が増えてしまいました。この次はどのような危険な道を進み、いかなる破滅を迎えるのでしょうか?
評価5点「この世には論理よりお金より大事な物がある」 2006-03-24
レビュアー:PC薫(110人中56人が参考になったと回答)
この本は哲学書だと思う。しかし非常に平易な言葉で書かれてある。中学生でも理解できる。
伝統や情緒を失った戦後日本。これでいいのか。筆者の情熱が伝わってくる。
この世には論理よりお金より大事な物がある。そのことを私たちに思い出させてくれる。
WBCの日本優勝に素直に感動できた人ならおそらく、筆者の考え方に同調できると思う。
評価1点「頑固親父の小言」 2006-09-03
レビュアー:猫マゾン(79人中55人が参考になったと回答)
ひょんなことから手に入れたのでいちおう読んでみたのですが、まともに批評するに値しません。筆者の立場がどうこうというレベルじゃなくて、今まで限りなく繰り返されてきたこの手の議論(日本論)への無知、論理や実証の驚くべき欠如、反対意見をを認めない粗雑で乱暴な言葉遣い、そしてこれらのへの開き直りは、ほぼ頑固親父の小言レベルです。まるで自分がエリートの側であるかのような口ぶりで語られる、エリート主義に立った国民(大衆)への蔑視なんかは、読んでいて皆さん頭に来ないのでしょうか(ベストセラーみたいだけど)。少なくとも私は「ふざけんな」って思いましたが。ほかにも「自分の国に誇りを持たない人間は張り倒す、ぶっとばす」ってくだりがあったり、いちいち気に障ります。とにかく、実証や論理を欠いたほとんど印象論による日本的精神の称揚によって語られる「自信と誇り」なんて、たんなる「傲慢」に過ぎないと思うし、少なくとも私はそんなものを持ちたくありません。最後に、この程度の本に「画期的日本論」なる帯が付いてしまうのは呆れるほかありません。
評価1点「読む価値のない老人の戯言」 2006-11-27
レビュアー:japanafterghq(99人中55人が参考になったと回答)
まず市場経済を全く理解せずに批判している点だが、幼稚な批判だ。
著者は、いじめ問題すら「市場経済」が原因だと妄想する。
ルールさえ守っていれば強いものが弱いものを飲み込んでしまう事をよしとする市場経済がいじめ問題につながっていると「妄想」しているわけだ。
そして「武士道」なる独自の解釈を持ち出し「弱者救済」の「惻隠の心」が重要だと妄想の妄言を吐いている。
市場経済とはいわゆる競争社会であろう。著者は競争社会を否定し「弱者救済」なる行為を「惻隠」と勘違いしている。武士は命をかけて競争し、殺し合い、その中での勝敗を分かち合った後で敗者に対する礼、情を惻隠と評したのである。著者は単に競争を否定し、生活保護を垂れ流し同和、在日外国人を弱者と決め付け税金を流し続ける政府を奨励する共産主義者なのであろう。
著者は学者との事だが研究成果など全くなく留学先でも相当に馬鹿にされその結果として白人嫌いとなり武士道なる国粋主義に逃げ込んだだけの俗物である。自分の力でお金を稼いだこともなければ社会に出て働いた事もない、一生学校という空間にいる愚者である。親に養ってもらって数学を勉強し、卒後は税金で養ってもらってきた人間に「国家」を語る資格などない。ましてや品格を語る資格もない。
経済の世界、民間の企業の世界は生きるか死ぬかの戦いである。まさに武士の殺し合いである。