ユーザーレビュー一覧(全75件 平均:4.0)

「まだまだ捨てたものではない」 2007-07-28
レビュアー:どんべえ(53人中43人が参考になったと回答)
この本の面白いところは、日本人が心底どこかで気がついていながら日々の生活の中で「意識」しなかった事がかかれてあるように思える。 海外に長く暮らすと分かるのだが、日本はそんなに悪くない。 実際、G7の国ならどこも同じである。 たとえば欧米でも、こちらが良ければ、あちらが劣る。。。と言った風に国民の不満や不信はある。 ただ、日本人はやたらに反省する。 いとも簡単に。 また、根拠のない他人の言葉を信用する。 新聞や雑誌、メディアの挑発的な見出し、経済の専門家が言った一言を簡単に鵜呑みにし、自分の人生を悲観する。 もったいない。
この本を読んで、過去にメディアに洗脳されたネガティブな部分をリセットしてもいいかもしれない。

「読みやすい」 2007-06-13
レビュアー:たか(63人中41人が参考になったと回答)
全体的にそれほど内容が重い感じもなくとても読みやすかった(一方で内容がやや浅い感じは否めないが…)。
現在のマスメディアでは日本について自虐的な論調が多い中、本書では冒頭から他国から見た日本の優位性を強調していたため、気持ち良く読み進めることができた。
特に共感したのは高齢者に対する氏の主張。現在では65歳=高齢者という括りの中で高齢化について悲観的な意見が多いが、「年齢を重ねること=進化」ととらえる論調には大賛成。また、高齢化を逆手に取ったビジネスとして「お子様ランチ」ならぬ「シルバーランチ」を提案している等頷く点も多かった。
国内外政治や経済についてそれほど知識を持っていなくても難なく読み進めることができるため、高校生ぐらいから手にとって読んでみてはいかがだろうか。本書を通読すれば政治や外交に興味を抱くであろう。

「日本を客観的に見て評価をすること」 2007-07-27
レビュアー:mbookdiary(51人中39人が参考になったと回答)
テレビや新聞だけが情報源だとあまりにも偏った報道を繰り返されるために日本や世界に対するイメージがゆがんでしまう。これは、日本以外の国にある程度の期間滞在した経験がある方ならば実感として感じられると思う。
日本の世界におけるプレゼンスは相当大きい。これは経済力だけではなく、漫画やファッション、音楽など最近はコンテンツの輸出がすさまじい。そのことを客観的に認識し、大人の国としてその責任を全うするのがよい。
タイトルからもわかるとおり、日本が持っている力と更なる可能性を語っている。これは、少し一方的かなと感じられるかもしれないが、その逆のことが語られることが多い中でそれにぶつける意味ではこれくらいの勢いがあったほうがよい。
政治家としてのビジョンもしっかりとしていてぶれがないことが感じられた。なかなか、この人底力がある。

「国際社会から見た日本の価値とこれからのあり方がわかる良書!」 2007-07-31
レビュアー:ふくれっつら王子(44人中36人が参考になったと回答)
漫画を読む政治家、頭の回転の速さが感じられるマスコミ対応、吉田茂の孫、総理大臣に近い男、
と何かとメディアで見かけることが多い筆者に興味があり、本書を読んでみた。
本書は国際社会から見た日本の価値を冷静に記述しこれからの理想的な日本像を
わかりやすく示している良書だと思う。
とくに日本人以外に日本を説明するときに胸を張って言うことが出来る考え方満載である。
この本は大きく分けて二つのことが書いてある。
一つ目がニート、高齢化、格差感、地方問題など暗い話題に対する筆者の考え。
これらの問題がむしろ新しい日本の力となり得ることを示して読者は勇気付けられる。
二つ目が日本の外交指針と実際。
日本は国際社会の平和と繁栄の上に国益を築いている。外交の基本は国益を守ることであるため、
日本と価値観を共有する国家を支援することがひいては日本の繁栄につながることが書かれている。
この数半世紀、日本は悪いことを含め何事においても実践的先駆者としてアジアにあった。
その経験や失敗を元にこれからの国家に対してアドバイスし、共に生きていくことを外交指針としている。
またその実際の貢献者の例である自衛隊の活動や法曹の人間の例が記述してある。
この本を読むことで、戦後数十年日本が国外に対して行ってきたことは
大局では間違っておらず冷静にみて認めるべきものであること、
これからも同じ理念をもって他国と共栄していく方向が見えてくる。

「そうだよね。」 2007-07-23
レビュアー:みるきー(45人中35人が参考になったと回答)
日本で生まれ、日本で育ち、普通に暮らしてきた私ですが
『日本はまだまだ』
『諸外国に比べて』
というテレビでよく聞く台詞を聞くたび
そんなに日本ってダメですか???
と常々思っていたので、
この本を読んで『ですよね〜』って思った。
外務大臣がこういうことを思ってるんだな、考えてるんだな、感じているんだな、ということが一般人の私も知ることが出来てよかったです。(これがすべてではないと思いますが)
普段そこまで本を読まない私でも読みやすく、わかりやすかった一冊です。