ユーザーレビュー一覧(全75件 平均:4.0)

「日本は捨てたものではない」 2007-07-26
レビュアー:それから(41人中31人が参考になったと回答)
政治家の著書というと、引退後、時間が経ち政治が歴史になった時に執筆される回顧録の類が想起される。有権者に向けて政策や政治姿勢を宣伝するものはあるにはあるが、このように現役の閣僚が率直に考えを語るのは異例の著書といえよう。
戦後に限っても日本人の発揮した底力は素晴らしいものであったと思う。敗戦後の飢えの時代から60年を経た現在、GDPは世界第二位なり、食うに困るどころか肥満が問題となる時代となっている。この間、誠実に戦後処理も行いODAなどを通じて多大な国際貢献もしてきた。
それにもかかわらず、いまだにアジアへの侵略が総括されていないだの、最近では格差社会が進んでいるなどと日本を否定的に言い募る風潮も強い。著者のいうように世界の中での日本の姿を率直に見つめたいものである。ニートの問題あるいは高齢化社会の問題についても暗い話ばかりではない。弱者救済の安全装置は政治として必要ではあるが、その中から新しいものが生まれてくる可能性がある。
麻生外相といえば漫画の愛読者として有名である。個人的には漫画を好まないが、漫画のもつ情報発信力の豊かさを十分理解することができた。若者に人気のある理由であろう。
本書は、親しみ易い筆致で書かれ、また長くもない。しかし、内容は麻生氏の政治に対する姿勢、外交に対する考え方が明確に述べられており、一読に値する。若者に限らず、多くの人に読んでもらいたい本である。

「こんな考え方の人も必要だね」 2007-08-05
レビュアー:takumi(43人中31人が参考になったと回答)
失言もある方ですが、やはりこういう立場まで行く人はいろいろな考えを出来るんだなあと感心しました。
本として出版するということでやや強調した部分もあったのかもしれませんが、
こういう内容を国民として知っておくことも重要なのではないかと思います。
僕にはこいう視点がなかったのでいい勉強になりました。

「一政治家の思想・識見」 2007-09-27
レビュアー:金太郎(35人中29人が参考になったと回答)
「吉田茂の孫」で「マンガ好き」…
このくらいの認識しかなかったです。
本書を読めば、麻生太郎という一政治家が、
どんな政治哲学をもっているのか、その
一端に触れることができます。
内容は、まず素直におもしろかったです!
麻生氏に対する好き嫌いは一先ずおいといて、
「日本の政治家はどんなことを思い考えながら政治してるのか?」
の一端を学べた気がしました。

「日本の底力を見つめ直す」 2007-07-01
レビュアー:渡邉輝(37人中28人が参考になったと回答)
麻生太郎氏のポジティブなモノの見方が、わかり易い言葉で書かれています。
ニート、高齢化、格差問題、地方過疎化、北朝鮮、靖国神社、
悲観的に取り上げられがちなこれらの問題を、新たな視点で紐解きます。
政治家としての良識を忘れることなく、かつ驕れることもなくといった文章で好感が持てます。
マイナス面を大々的に取り上げる傾向にある、現代のマスコミに対する予防接種として読んでおきたい一冊です。

「自民にあってそうでもない、、、」 2007-06-19
レビュアー:flora(54人中27人が参考になったと回答)
確かに荒れ野が原の時代からよくたちなおったものです。
日本人の底力は考えられない事をやってのける。
だがそれは自民党政権がそうさせたのではない。
ひとりひとりの理性と寛容とまーー優しさ、、、
少しはなんとかなるのかなと信じはしないけれど
なんとかもっと人間らしい世の中にならないかといつもおもっている。
麻生ははたしてどんなものであろうか。
はなさかじいさんのように。がたがたの日本をなんとかしなくては。
花をさかせてほしい。
読んでいてそれならばどうするのか?
と。思うことしきりである。
一読推薦!!