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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)
いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)
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新潮社

¥ 735

新書

売上ランク:144位

2007-08-16

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ユーザーレビュー一覧(全166件 平均:4.5)

評価4点「文系・非体育会系のためのダイエットガイド」 2007-08-24
レビュアー:台風1号(81人中35人が参考になったと回答)
タイトルで煽っている感じがしなくもないですが、内容は至極まともな本です。
他のレビューにも書かれているとおり、まずは自分を客観的に見つめるための記録付けが柱となり、そこから段階的に不必要な食事を削っていくという食餌系のダイエットです。筆者はこのダイエット法を無理のない、リバウンドの可能性の非常に低い方法と述べていますが、方法は簡単でも誰にでも適した方法ではありません。日記やブログを毎日つけることが苦にならない人、何でもメモしていくことに抵抗がない人にはすごく良いと思いますが、身体を動かすことは好きでも記録や日記が途切れがちになるような性格の人には向いていません。
ただ、「見た目主義社会の到来」や「ダイエットは究極の投資である」などなど筆者の視点は非常に面白く、たとえこのダイエット方法がうまく合わない人でも、“自分は太っているかも”と自覚している人には一読を勧めます。自分も今までは食べ物を残すことに罪悪感を感じていましたが、食生活全体の見直しの方が大事だと考え直しました。
評価5点「当たり前のことをすると当たり前のことが起こる」 2007-09-08
レビュアー:青空気分(77人中34人が参考になったと回答)
「ダイエットとは生活習慣の改善である」という極々当たり前のことを著者が実践し、当然のように体重が減ったという体験が書かれています。デブとヤセの生活パターンの違いに対する著者の気づきとも考えられます。好著です。
 ダイエット効果に関して言えば、正常体重から外れている人ほど効果が大きく、もともと体重は普通でさらにスリムになりたい人にはあまり効果がないかもしれません。

 これまで、この「当たり前」について触れた本は少なく、ダイエット本といえば「○○を摂り続ける」「○○を抜く」といった極端なものが多く、短期的には効果があっても長期的な効果には疑問があるものばかりでした。直接的に「当たり前」のことを書いてくれている本が出たことは嬉しい限りです。
  
「生活習慣の改善」とは「思考パターンの変換」とも考えられ、そう考えると「語学の上達」、「財産形成」など人生の様々な局面に応用可能な、驚くほど広い汎用性があると示しています。

もったないないと思う気持ちは尊いものですが、食べ物を残す勇気って自身の健康を守るためには大事なんだなぁと思いました。
評価1点「何か目新しいものでも?」 2007-09-04
レビュアー:Miu(243人中33人が参考になったと回答)
ダイエットしようという人が食事に気をつけるなんて当たり前じゃない?
たいてい皆そこからだと思う。ダイエット本には食事を記録する欄あるし。
今日めざましでも観たけど、自分が食べたもの覚えてないとか夜中に食べるとか…はい!?って感じでした。
夜間の仕事の人ならともかく、日中働いている人は痩せたければ普通夜中にもの食べません。
ダイエットする意識がなかっただけでは?

もともと100キロ近くあるような太りすぎな人は数キロの増減なんてよくあることだろうし、
ちょっとの運動や軽い食事制限で10キロ単位で減ったりする。

単に異常だった食生活が普通になっただけなんじゃない?という気がする。
評価5点「「マイノリティ」に強くアピールする!」 2007-09-05
レビュアー:しまねこ(75人中33人が参考になったと回答)
これは、一般的なダイエット書では断じてない。
「標準以上太って」いて、サイズでいえば3L以上くらい。何度かダイエットして、それなりに成果もあげたことはあるけど、リバウンドしてしまった人。Mサイズが着たい・・・と思いつつ、なんか、好きなものを飲み食いしてしまう。
そんな人向きだ。
一度でもダイエットしたことがあれば、「がんばり」を「持続する」ことがいかに難しいか骨身にしみていることだろう。この本では、ダイエットは頑張ることではないんだ、ということを説いてくれる。
ダイエットといえば、目標を設定してひたすらそこにむかってがんばるというイメージだけれど、目標はゴールではない。結婚と同じだ。そこからが、本当の自分のスタートなのだから。
ま、この通りにうまくいくかどうかはわからないけれど、気楽に自分の体に向き合ってとりくんでいけばなんだかうまくいきそうな気がしてくるから不思議だ。これまでのダイエットはなんとなくカラダや精神をいじめているような気がしてきた。
評価4点「筆者は酒を飲まないらしい。」 2007-09-04
レビュアー:丸(76人中32人が参考になったと回答)
筆者は、体重に寛容な人を指して、カロリーの「多重債務者」と称する。カロリーを「債務」と見立てれば、運動をしない成人男性は1日に1500Kcalかそこらの「支出」(=消費カロリー)が適当なハズであり、「収入」(=摂取カロリー)もその程度に留めなければバランスを失することとなる。しかし、カロリーの「多重債務者」達は、不要なカロリーを摂取(=「借金」)することによって本来であれば必要ないほどの摂取カロリー(=「収入」)の確保に走り、結果として体脂肪という「借金」を幾重にも重ねていくことになる。

論旨は明快である。多重債務者が立ち直るためには、まずは自らの収支の状況を把握することが第一歩である。これと同様に、ダイエットにおいても、まずは日々の「収入(=口に入れた食品)」を記録するということがスタートである(運動嫌いであれば、「支出」は一定。)。

その上で、徐々に「収支」(=摂取カロリーと消費カロリー)の均衡を確保し、最終的には意識しないでもそのような均衡を維持しうる状態に持っていく、というのが、筆者の手法である。「多重債務者」との見立てが言い得て妙であり、話の運びもわかり易い。

ただし。。。本書の手法は、3食のメニュー全てに決定権がある向きには有効だろうが、たとえば日々の晩飯の大半が接待、という方にはハードルが高いように思う。それに、筆者は酒もタバコもやらないそうだが、酒飲みに対して毎食の記録を取れというのは、ほぼ不可能である(酒好きは、何杯飲んだかなど覚えていない。)。実際には、酒席での飲食が肥満の原因である人は多いと思われ、欲を言えば、この層に対する対策も示して欲しかった。

唯一、この点が残念ではあるものの、「物の考え方」に関する読み物としても非常に面白い。酒飲みに対する配慮があれば、文句なく☆5つです。