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不動産は値下がりする!―「見極める目」が求められる時代 (中公新書ラクレ)
不動産は値下がりする!―「見極める目」が求められる時代 (中公新書ラクレ)
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中央公論新社

¥ 777

新書

売上ランク:15467位

2007-08

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本書を含むリストマニアリスト

ユーザーレビュー一覧(全24件 平均:3.0)

評価4点「再度の不動産バブルへの警告」 2007-08-14
レビュアー:kurosekine(53人中42人が参考になったと回答)
 東京など大都市でミニバブルがささやかれている不動産市場。リクルート創始者の江副氏が、その現況と問題点を、人生観を織り交ぜながらに描いた。いろいろあった江副氏だが、プロの着眼点に鋭さを発揮しながら、70歳という年齢ならではの落ち着きを兼ね備えた良書に仕上がっている。
一番注目されるのが後段の「不動産バブル問題」である。日銀は昨年、これまでのゼロ金利(公定歩合)を6年ぶりに解除した。今後利上げしていくトレンドは衆知の事実だが、現在、世界市場を震撼させているサブプライムローン問題は日本にも独自にあるという。それはJ−REIT(日本版不動産投資信託、時価6.6兆円)。金利が2・5%位になればJ−REITの破綻は必定で、これをきっかけとして不動産バブルは再度崩壊、不動産価格は再び値下がりするというのである。
 前回のバブル崩壊後は金利が下がったわけだが、今回は逆に上がっていくから大勢の住宅ローン破綻者や信用金庫などの倒産を生んで、事態はより深刻になるかもしれないという。
 経済学者・アナリストの警告書より面白いかもしれない。

 
評価4点「タイトルを強く主張した内容ではない」 2007-08-23
レビュアー:アバチョベ(29人中22人が参考になったと回答)
不動産に関する知識が網羅的に紹介されていて、面白かった。ただし、タイトルの「不動産は値下がりする」を強力に主張している内容ではないので、タイトルに惹かれて購入した人は拍子抜けするかも知れない。実際、最終章では「東京は魅力を増し人口は増え続ける」と述べており、人気地域の地価は値下がりしないだろうとも書いている。ただし、金利が上昇するとREIT価格が下落するメカニズムについては、ページを割いて分かりやすく書かれており、このことは知っておくべき知識であると思う。
評価1点「とにかく詰まらない」 2007-10-09
レビュアー:茉莉花(42人中18人が参考になったと回答)
文章が堅い上何のペーソスも面白みも含みも無い上に内容は貧困そのものだった

○金利が上昇するとREITが下落すると言うのも誰もが知ってる常識的な法則言わば金利が上昇すると株価が下がると言う余りに当たり前の事を言っているまでのことなのにあそこまで文字を連ねる必要があったのだろうか?

○土地の格差が開くと言うのもこれも当たり前、昔から都心の地価は高かったのだから

○湾岸地域の指摘が浅い、豊洲の基準値10000倍以上の土壌汚染などに触れてないのは利権があるからでしょうか?

○地方の人口及び都内の人口が減っている、つまり上京者の人数も減るのであっていくら
東京の魅力が増した所で上京者を織り込んでも都内の人口は減っていく既に減っていると言う事実にも触れてない

○駒場ヒルズが出来るとありましたが、あの辺り(世田谷区代沢、目黒区駒場)は大変意識の高い方が多く簡単に六本木ヒルズのような高層複合マンションは建たない
過去にもあの近辺で住民の反対により何度も中層マンション建設が途中で暗礁に乗り上げている
そういった土地柄すら知らずに駒場ヒルズが出来るかもと書いてしまうのはいかがなものか

突っ込みを入れたい所は数え切れなかったですし、新しい知識は何も得られず大変イライラした著書でした。
上記の事からこの著書は題名「不動産は値下がりする」と銘打って居ながら実は全く逆の意図で書かれていると言う事が理解できると思います。
著者の経歴もさることながら、このような悪徳本を出版してしまう中公にはがっかりです。

この本を鵜呑みにして不動産を購入してしまう人が居ない事を祈ります。
評価4点「不動産事例が豊富」 2007-08-26
レビュアー:A-san(23人中16人が参考になったと回答)
 リクルートの創業者が今ごろ不動産の本ですかと不思議に思って買いました。著者はリクルートコスモス(現コスモスイニシア)という不動産会社を長く経営していましたので、不動産のプロとして、日本の不動産市況の行く末を、海外の事例や前回のバブル崩壊時に起こったことなどにも触れつつ、さまざまな視点から論じています。
 目次の見出しを見て興味をもった箇所から拾い読みすることが可能です。逆に言いますと、不動産下落の根拠を客観データに基づいて調査分析した本ではありません。
 「マンハッタンには約一五〇万人が住んでいるが、東京の都心四区(千代田・中央・港・新宿)に住む人は六一万人とまだ少ない。」とか、「東京二十三区のビルの四割以上は旧耐震基準(昭和五六年以前の建物)」とか、「東大駒場キャンパスは・・・面積は約一〇万坪だから、販売されれば少なくとも三〇〇〇億円になる」など、豆知識を習得しつつ、不動産マーケットの基礎知識が学べると思います。
評価2点「如何にも胡散臭い本」 2007-10-08
レビュアー:紫陽花(33人中15人が参考になったと回答)
あの「リクルート事件」の張本人で、"拝金主義"の権化のような著者が不動産について語ったもの。しかし、本書を書いた意図が不明である。

都心の地価が下がる理由として、例えば大学のキャンパスの統合や都外への移動によって、都心にスペースが出来、六本木ヒルズならぬ"駒場ヒルズ"が出現するとか言っているが、自分がその主になるつもりなのではと勘繰りたくなる。私達はバブルの経験により、土地(地価)が"不動"産ではなく流動資産である事を思い知らされた。漁獲高によって魚の値段が上下するように、土地の値段も需要と供給のバランスで決まるという当たり前の事に気付かされたのだ。だから、一方的に地価が上がったり下がったりする事はないだろう。本書ではその上、将来の地価の上昇に備えて今のうちに都内のマンション購入を考えた方が良いとか、題名と矛盾した事を言っている。何が言いたいのか、何の目的で本書を書いたのか、ハッキリしろと言いたい。

「リクルート事件」への反省の弁もない、厚顔無恥ぶりを曝け出した意図不明の胡散臭い本。