ユーザーレビュー一覧(全73件 平均:4.5)
「戦略を語るなら読んでおくべき本」 2003-09-03
「20年以上も前から失敗が予言されていた」 2008-04-27
「それでも変わらない民族の基本性格」 2004-03-27『そもそも軍隊とは、近代的組織、すなわち合理的・階層的官僚制組織の最も代表的なものである。』にもかかわらず『日本軍には本来の合理的組織となじまない特性があり、それが組織的欠陥となって、大東亜戦争での失敗を導いたと見ることができる。』
日本軍がその発足時から有効性を欠いた組織であったはずはなく、『不確実性が相対的に低く安定した状況のもとでは、日本軍の組織はほぼ有効に機能していた。』わけです。戦争に敗れたことで日本軍は解体されましたが、『日本軍の組織原理を無批判に導入した現代日本の組織一般が、平時的状況のもとでは有効かつ順調に機能しえたとしても、危機が生じたときは、大東亜戦争で日本軍が露呈した組織的欠陥を再び表面化させないという保証はない。』が故に、敗戦から40年になろうとする昭和59年に本書が世に問われたのですが・・・。
それから20年が経ちました。大きな組織の中の小さな歯車として生活の糧を得ている身として、本書の中で拒絶すべきものとして挙げられていることのほぼ全てが、出社すると目の前で繰り広げられている、いや、自分が携わっていることに愕然とします。我々は変われないのでしょうか、民族のDNAに埋め込まれた習性といったものでもあるというのでしょうか。
この本に薫陶を受けた方々の中には、将来組織の最高幹部となる方も多いでしょう。読んで受けた教訓を忘れることなく、自組織の運営に活かしていただくことを願ってやみません。
「歴史に学ぶ」 2007-11-12
「組織改革の参考書に。」 2003-09-06まさに、企業管理職や人事部の人、さらにはISO9000の取得担当の人にも必読の書と言えると思います。