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失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)
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中央公論社

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文庫

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ユーザーレビュー一覧(全73件 平均:4.5)

評価5点「普遍的な組織論を展開しているので、軍事マニアでなくても楽しめます」 2006-12-29
レビュアー:ゴルディアス(11人中2人が参考になったと回答)
日本の失敗ネタ本のブームを作り出した傑作。
最初のハードカバーで人気大爆発して、残すべき古典として文庫にもなった。
太平洋戦争が失敗した原因は、既にノモンハン事変から読み取れるという分析は鋭い。
同じ間違いを何度も犯した昭和の大日本帝国軍は、世界史の中で一番のアホな組織だったと納得出来ます。
私が一番笑ったのは、図上演習で空母が沈んでも、
沈まなかったことにしてプレイを続ける、演習の意味も理解してないアホが、
日本軍の上層部にいたことです。
評価4点「組織において失敗がどのようにして起こりうるか、組織や成員の特性や要素から失敗の本質を明らかにしようとした良書。」 2008-07-04
レビュアー:wake(3人中2人が参考になったと回答)
組織において失敗がどのようにして起こりうるか、組織や成員の特性や要素から失敗の本質を明らかにしようとした良書。他のレビューを見ても名著との評価が大勢を占めています。
また、本書は第二次大戦(大東亜戦争)での日本軍の特徴的な組織的大失敗の6ケースから帰納的に失敗の原理・法則性を見出そうとしていますが、見えてくる事象・結論は単なる失敗の原理・原則というだけでなく、近現代の日本人論でもあるように感じます。単なる昔話ではなく、現在の日本人および日本人組織にも大小なり多少なり受け継がれてしまっている、「失敗の芽」を数多く見出したように思えました。
私自身は近現代の軍事史に疎いため、本書で取り上げられたケースの正確性は言及できませんし、そこから失敗の法則性を抽出した論理についても細かく議論できません。しかし、本書で述べられた数々の日本(軍)的思考や特性には経験的・感覚的に納得させられるものがありました。
少なくとも私の所属する組織では、組織の様々な単位(業界・会社・事業所・部門・グループ・チーム)で本書に挙げられた「失敗の要因」や「失敗を生んだ組織・成員の特性」が根強く蔓延っています。したがって、本書で得られた知見を自己および組織内で充分に蓄積・共有化できれば、非常に有益なものとなるでしょう。
ただ本書でも述べられている通り、日本(軍)的な要素を持っている組織では、「組織の大勢を占める空気を変革しようとする異端者」には極めて強い抵抗力・抑圧力を発揮しがちであるため、本書から得た知見を組織として学習しようとするのが実は一番困難なのかもしれません。
評価2点「通り一遍」 2008-09-07
レビュアー:純ちゃん(7人中2人が参考になったと回答)
まあ、古い本だからなんなんですが。
ミッドウェー作戦のところを読んだら、
海戦の経緯は簡単にしか記述されず、
その分、アナリシスも通り一遍な感じです。
山本と南雲が仲悪かったのはそうだとして、
ニミッツとスプルーアンスが住居をともにした話は
ちゃんと出典があるのでしょうか。
なんかおやじのヨタ話に毛がはえたような印象さえする。
評価5点「組織の文化」 2002-12-18
レビュアー:麦茶を(6人中1人が参考になったと回答)
失敗には予兆がある。
「失われた10年」とは、戦後40年近くかけて積み重ねた額以上の借金を、バブル前後の10年で抱えてしまったことを指す。が、それも、実は、必然性のある出来事であることが判る。
評価5点「すごい、すごい、すごーい♪」 2003-02-24
レビュアー:じゅりあん・みんつ(14人中1人が参考になったと回答)
マッキンゼーの川本裕子さんの「銀行収益革命」に、銀行人事制度の硬直性に関連して引用されていたので読みました。

日本軍の組織の致命的だったところは

①明確な目的もなく行動を起こした。

②指揮系統に信頼関係を育て、価値観を共有しようとする努力がなかった

③「なれあい」の集団の間柄と面子を

  重大な結果を左右する決断に優先させる風土があった。

④暗記中心の教育で育ってきたエリートが多く、
年功序列を重んじ、平時にはうまくいっていても
危機には柔軟に対応できなかった。

どこの国のはなしじゃーーー!!(笑)
ぜんぜんかわってないやんけーーー!!

ところで、米軍の用いた2機の飛行機で1機の飛行機と戦う方法とか

読んで、田中芳樹氏の「銀河英雄伝説」を連想してしまったよ。
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