ユーザーレビュー一覧(全11件 平均:3.0)

「ほとんど読み飛ばす内容も、やっとひと区切りつき安心」 2007-10-06
レビュアー:かさこ(36人中30人が参考になったと回答)
うんざりするほど長く退屈なタイス編。
もう最近ではグインの新刊に期待することもなく
やはりこの巻も3/4は単調そのもの。
だって会話がなく、ほとんどがタイス祭りの説明文で覆い尽くされているのだから。
しかし最後の章でグインVSガンダル戦までなんとかこぎつけ
戦いの結末を先延ばしにすることなくこの巻で決着してくれた。
さあ栗本薫さん。自分は気に入っているようだけど、
読者はこのところうんざりしている。
ガンダル戦も終わり、次巻から、
昔のようにどんどん物語があちこちで展開する、
おもしろいグインサーガへとどんどん話を進ませてくれ!
次巻以降に期待。

「やれやれ」 2007-10-27
レビュアー:にあぁ(19人中19人が参考になったと回答)
本巻のラスト1/4くらいで久々に読むべきグイン・サーガになりました。
ただ、本来書き込むべき場面(グインとガンダルの戦闘シーンは大切でしょうに)は書き込みきれず、どうでもいいんじゃない?という祭りの描写が本巻でも引き続きとっても冗長的。
「やっと話が進んだぁ」ってレベルの低いところで喜んでしまっている自分に気付き、我ながら情けなくなりました。
話が進むなんて当たり前。ストーリーそのものが進行しないなら、飽きさせないレベルで描写の力を見せ付けていただかないと。
クオリティの高い試合の様子を、冗長的に感じさせないくらいの筆力で描写しきって欲しかったなあ。
100巻以上も書いてきて、世界観はある程度構築しきってしまったので安心してるのか、心理描写なり場面描写なりの筆力が落ちてませんか?この世界を産んだのは確かに栗本さんなのですが、世界観の構築だけで満足できる読者は既にいませんよ。
100巻以上購入し続けた読者に対する責任上も、現状の筆力で安心してはいけないのではないかと思うのですが。
このままでは「長いだけ」の尻すぼみ小説と評価されてしまいかねませんよね。

「グインVSガンダル 決着で好感触」 2007-10-06
レビュアー:樽井(23人中18人が参考になったと回答)
グイン・サーガもいよいよ116巻。
9巻分もひっぱってきたクム・タイス篇もいよいよ佳境。最近の一番のひっぱりどころである、剣闘大会のクライマックス、大平剣の部の最終試合、グインVSガンダルの試合にもこの巻でいよいよ決着がつきました。はい。このレビューを読んでいる人はグイン・サーガを読み続けている人ばかりだから、これはネタバレにもならないと思いますのであえて書きますが、いよいよガンダルとグインの試合は始まり、決着がつきました。
いやぁ、長かった。ここまで実に長かったです。投げ出さずに読んでこられた方、ちゃんとゴールに辿り着きました。
しかも、ある意味、ここ数巻のグイン・サーガの中でひさびさに本来のグイン・サーガにはないくらいきちんと正統的な展開の末、二人の闘いには決着がつきました。ただし、たぶん読まれたら皆さんも自分と同じような感覚をもたれるかと思いますが、このガンダルについてはいい意味で裏切られました。今迄のフリもあったせいか、それでこそ多少なりとも読んだ甲斐があったと思われる描かれ方をしていると思います。ここまでグインと互角に戦える剣士もひさびさです。
この巻は実際、全てがそこに尽きるといっていいでしょう。他のカードや、恒例のお祭り実況などもこれがタイスでの旅の最後と思えばさほど気にならなく感じました。ガンダルVSグイン、ひさしぶりにグインらしい話でした。
ただ、しいて欠点を挙げるとしたら今回は前回迄あれほどひっぱっていた主要キャラのほとんどが出てこないところでしょうか。まぁ、そこも含めてグインの闘いに今回は話が集約したとも思えますが、次回ではそのキャラたちの活躍も含めてクム・タイス篇が完全決着、新たな旅となることが確定いたしましたので、まずは重畳です。
次はイシュトヴァーンかスカールか、はたまたヴァレリウスが主人公か、なにはともあれ広い世界の物語であること、SFでありファンタジーであり大河ドラマであることを思い出させる次の展開につなげるべく今回の二人の闘いのような形でクム・タイス篇は奇麗に次巻で切り上げられるようで、ファンとしては嬉しい一冊となりました。117巻は来月に出るそうなので、年内には新展開のグインが読めそうです。

「タイスをやっと脱出できそう」 2007-10-27
レビュアー:オムシカ(9人中9人が参考になったと回答)
タイス編は実に長く、進まず、終わらず、読み手の倦怠感(もーえーわ感)が募りますが、もしかしたら、この読書倦怠感を募らせる書き方は、「入るのは簡単、出るのは大変な街」・・という設定のタイスを読者に擬似体験させるための新たな文学的手法なんでしょうか?
第4章で、ついに、グインVSガンダル戦なのですが、不覚にもココは面白かったです。ひきこまれました・・・このあたりにグインの中毒性があるといえます。

「グインVSガンダル」 2007-10-05
レビュアー:ringmoo(14人中7人が参考になったと回答)
やっと、ここまできました。
グインとガンダルの決戦です。そこでは、ガンダルの意外な一面を垣間見ることが出来ます。
この巻は、この二人の決戦がすべてで、そこまではそこにいたる序曲ということでしょう。この二人の対決は、死闘という言葉がぴったりきますが、リギアの方の決勝戦はあっけない感じがします。それも主役グインを引き立てるためでしょうか。
それにしても、タイスからの脱出の手だてはまだ見えてきません。「月刊グイン」となる次の巻では、そのあたりが描かれることになりそうです。
今から楽しみです。