ユーザーレビュー一覧(全15件 平均:3.5)

「ファンをやめます」 2008-10-15
レビュアー:アラメンド(16人中15人が参考になったと回答)
◆遂に、この時がやってきたようだ。
◆昭和55年=1980年からグインサーガを読み始め、今年で28年。ここ数年、グインサーガは小説といえるレベルにすら達していないただの駄文と化しており何度も呆れたのだが、ここまで読んできた以上、著者自らが宣言する最終巻まで付き合おうかと思っていた。
◆だが、もう無理だ。
◆今作123巻は、グインがケイロニアの王となる重要な巻である。また、イシュトヴァーンも自らの野望、つまりパロの略奪、中原の征服、ケイロニアとの戦争もあり得ることを明確に示し、読者は今後の展開にますますの興味を持つはずなのである。
◆が。小説として、どうしようもないくらいレベルが低く、ひどいのである。
◆これだけ激動の展開の巻でありながら、読んでいてまったく面白みを感じないのは、栗本薫に作家としての力量がなくなってしまったのだろう。つまり、続巻にまったく期待が持てないのだ。
◆更にいえば、登場人物に魅力が無くなってしまった。どのキャラクターも、魅力ゼロだ。
◆まあ勝手にやってくれ。私はもう降りる。

「ずーっと祝宴」 2008-10-11
レビュアー:ewolf(15人中13人が参考になったと回答)
前巻のブルーなラストからなぜか新年の祝宴風景へと移行し、ひたすら宴会風景が続く、前半のグインパート。
いつぞやのひたすら葬式やってる巻よりはマシですが、どうしても退屈です。
そして、後半はひさかたぶりのイシュトヴァーン側へと移行してしまい、快活なヒロイックサーガは当分おあずけといったところでしょうか。
まさに序章といった感じですね。ここにきて序章かぁ……;
支離滅裂で自画自賛好きなイシュトヴァーンはあんま読んでて楽しくないんですよねぇ;
次にグインが活躍するのは七人の魔道師に襲われた後かなぁ。

「まさに風雲への序章!」 2008-10-09
レビュアー:かさこ(20人中12人が参考になったと回答)
まさにタイトル通りの内容!
いよいよ動きはじめたグインサーガ。
やっとここまでたどり着いた、
グインVSイシュトヴァーンの序章といえる巻です。
久々にイシュトヴァーンが登場し、
やっとグインサーガ本編らしい、
おもしろさが戻ってきました。
“グイン三国志”ともいうべき、
ケイロニア、ゴーラ、パロの中原3強の戦いに
やっと幕が開けたという感じです。
これからおもしろくなりそうなグインサーガ。
しかしあとがきには、
「命と気力の続くかぎり、一冊でも多く「序章」から進んでおきたい」
という言葉が・・・。
なんとかグインサーガが完結するまで、
がんばっていただきたいと、
著者の健康をヤーンに祈りつつ、
心からグインファンの一人として思っている次第です。

「グインが豹頭である意味」 2008-10-13
レビュアー:なんだぱんだ(14人中9人が参考になったと回答)
・・・ってあるのかな?
いよいよ「三国志」となるんだな、というのはありましたけど、もう、今の内容って別にグインが他の星からきた異形でなくてもいーじゃん。
三国志やりたいならイシュトとアムネリスが出会うあたりの時期から話を始めてくれればよかったのに。
内容的には悪くなかったです。イシュトとカメロンの会話は読むのが面倒だったんで、流しちゃいました。「イシュトそっくり」の「もう一人の息子」に会うシーンは楽しみです。次巻くらいで出てくるのかな?
文句いいながら、でも最後まで読むと思う。頼むから完結してくれと願うばかりです。

「ありがとうグインサーガ」 2008-11-23
レビュアー:tomoyae(10人中8人が参考になったと回答)
風雲への序章・・・「序章」って。
作者の思惑通り三国志状態に至るには、少なくともゴーラの軍事力がケイロニアに比肩あるいは凌駕しなければなりませんが、戦争ばかりしている新興国と才気溢れた諸侯が揃い、国力の充実したケイロニアとでは、彼我の戦力差が簡単に縮まるとは思えませんし、他にも張り巡らされた様々な伏線が収斂し、納得のいく結末を迎え、更におそらくは記憶の修正されたグインが真の記憶を取り戻し、アウラと対峙するまでに、どれだけの巻数を必要とするのでしょう?
数ページに及ぶ独白めいた膨大な台詞と緻密な情景描写の現在の筆致では、例え病気が寛解し、あと数十年今のペースで書き続けても、結末を迎えられるとは思えません。作者は生きた証を残すためだけにこれからも筆を動かし、結末を書くことを放棄されたのでしょうか?
改訂前一巻からの読者ですが、グインがより実質的な王となった今回が、自分にとっての結末となりそうです。今までありがとう、グインサーガ。