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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))
深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1))
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早川書房

¥ 798

文庫

売上ランク:37485位

1976-04

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ユーザーレビュー一覧(全16件 平均:5.0)

評価5点「エンターテイメント小説、最高の作品」 2004-05-11
レビュアー:(19人中17人が参考になったと回答)
普通のミステリーは犯人・トリックが分かってしまうと興味が薄れてしまいますが、この作品は何度読み返してみても面白さが薄れません。登場人物の魅力、元工作員現ビジネスマン、アルコール依存症のガンマンどこか問題を抱えながらも、男として引き付けられるものが大きいです。この小説のすばらしさの証拠として私がこの本を人に貸すと確実にかえってきません。
評価5点「良書です」 2001-06-24
レビュアー:(21人中16人が参考になったと回答)
この本を初めて読んだのは、高校生の頃だがいまだにその記憶が鮮明に残っている本である。ギャビンライアルという作家は不思議なもので、作品を毎度のことながら非常に映画的にリアルに表現してしまう。

この本は、いわゆるスパイものにジャンル分けされるのかもしれないが、007のような華々しいスパイの姿はそこにはない。主人公はすでに第一線を退いたロートル、その相棒のガンマンはアル中といった有様である。しかしながら彼らが無性にかっこいい。自分の限界を知りつつも、その限界にあえて挑んでいく男の姿がそこにある。

ストーリーはもちろん良いのだが、哀愁の漂う人物描写がそれをより強固なものにしている。しかし、ストーリーそのものも含め、この作品全体が醸し出す雰囲気、それがこの作品の!何よりもの魅力ではないかと思う。

評価5点「奇跡の冒険小説」 2006-03-19
レビュアー:無風(10人中8人が参考になったと回答)
要人を目的地に送り届ける。
それが大筋なのですが、なぜ?どうして?という謎がちりばめられ、
それが最後に向かっていくうちに解き明かされていく。
このハードボイルドは、嫌味ではないカッコよさが疾走していきます。

読了後、こんな面白い作品があるんだ、と思いますよ。絶対。

評価4点「男のドラマを描ききった、冒険小説の逸品」 2008-01-15
レビュアー:Wakaba-Mark(7人中6人が参考になったと回答)
’65年に書かれた冒険アクション小説。その年のCWA(英国推理作家協会)最優秀英国作品賞を受賞しており、常にオールタイムベストに名を連ねている。
今回表紙カバーがリニューアルされたことを期に手にとってみた。

元英国情報部員のルイス・ケインはマガンハルトという実業家をリヒテンシュタインへ連れてゆく仕事を請け負う。目的地には決まった時刻までに着かなければならず、しかもこの男は、彼の到着を快く思わない者から狙われ、かつフランス警察からも追われていた。ケインは護衛役のガンマンを従え、準備万端出発する。彼らの、当初の目的を達成するためのみならず、生き残る闘いが始まる・・・。

本書の魅力を三つ挙げるとすれば、まずはプロット展開の妙味だろう。予期せぬ方向から次々に攻撃を加えてくる敵、ケインは予定を大幅に逸脱して、臨機応変に対処しなければならない。そのたびに局面ががらりと変わる。そしてラストで明らかになる真相には唖然とする。

次は、派手なアクションの面白さを背景にした人物造形である。一人称で語られるケインの目を通して、アル中に悩む護衛役のガンマンの陰影に富んだキャラクターを描き出した部分は、何よりも秀逸である。

最後は小道具・大道具である。ケインが愛用する前世紀の遺物のようなモーゼル銃を筆頭として、車はシトロエンからロールスロイスまで登場する。

本書は、見事に男のドラマを描ききった、もはや古典的名作といってもいい逸品である。
評価5点「スパイ小説の傑作」 2004-10-19
レビュアー:(8人中5人が参考になったと回答)
すばらしいの一言です。それぞれのキャラクターがしっかりと描かれており、最後まで飽きません。また、車や銃などのアイテムにもたまらない魅力があります。