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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

容疑者Xの献身
容疑者Xの献身
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文藝春秋

¥ 1,680

単行本

売上ランク:14062位

2005-08-25

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ユーザーレビュー一覧(全274件 平均:4.0)

評価5点「ヒトが人として生きていくのは苦行だ・・・。」 2006-01-18
レビュアー:サッカー小僧の母(15人中10人が参考になったと回答)
漫画のようにツラツラ読めてしまうので、読んでいる最中には、あまり重さを感じなかったが、読み終えた後に涙が止まらなかった。
人が人を想うってどういうことだろう、情が深すぎることは罪なのか、など、いろいろ考えさせられた。 サスペンスの枠では収まりきらない秀作。
東野氏が理系出身で子供の頃は読書嫌いだったという新聞記事を見て、何となく納得した。文章に無駄がなく分かり易い。 
うちの小4の息子も読書嫌いで親としては頭が痛いのだが、何年か後に読ませたい一冊だ。
評価5点「愛したものは・・・」 2006-01-18
レビュアー:kelly35(16人中10人が参考になったと回答)
冒頭の文章はちょっとなじめないものを感じて入り込めなかった。
殺人の動機といいあまり珍しくない展開であったからかもしれない。

だが、この岩のごとき人物が動き始めると、もうぐいぐいひきつけられていく。

愛したものは数学と、その女。
報われぬ愛情の物語には秀作が多い。受け入れられぬ思いに殉じてゆく哀しみが読後に深く浸透していく。
けして自分には手に入れられぬ宿命の相手のために、男はすべてをなげうつ。
物理学者と数学者との一騎打ちのような部分や、互いに尊敬しあい理解しあうかかわりもまた清浄で崇高である。
数学者のつむぐ美しい定理やその解釈はそれはそのまま哲学である。
数学をもっと愛したらよかったと思い切り後悔した。

「理」の持つ沈着さに貫かれているせいか、ダントツ一位の栄誉に輝くミステリにしては迫力は乏しい。
評価5点「これは面白い」 2006-01-25
レビュアー:美代子(15人中10人が参考になったと回答)
先日直木賞受賞を知り、初めて読んでみた。
これはかなり面白い作品です。
数学にのみしか興味を示さなかった一人の男が愛した犯罪を犯してしまった女性と娘。
普通ならば誰もが考えそうな事の裏をかく手法を明かすラストは見事につきる。
ある意味彼を知る、大学時代の友人である湯川だからこそ、否彼も刑事が何気なく持ち込んだ情報がなければ直ぐには気づかなかった程のトリックは斬新である。
悲壮なまでのラストを迎えるドラマも秀逸。
評価2点「あまりにも」 2006-03-02
レビュアー:kidd(19人中10人が参考になったと回答)
東野圭吾作品は昔から何冊か読んでいてその話しの運びと、くどくないのに、鋭い洞察力に面白さを感じていました。今回、直木賞を受賞ということで、ひさびさにてにとってうーん。目の付け所は東野圭吾らしく相変わらずすばらしいと思いつつ、これではあまりにもという内容。
やはり、まえ評判があまりにも良すぎて、期待しすぎて読んだせいかな。
評価2点「いわゆる「本好き」には薦めるが、」 2006-03-14
レビュアー:ぎんがせぶん(18人中10人が参考になったと回答)
今年度のミステリー代表作であり、本格物で人間も描けていると評判の作品だが、私には、合わなかった。ミステリーとしては、途中で全体像が判ってしまった。もともと東野氏の作品は、本格系フアンの評価はそれほど高くはないが、この作品も「本格度」は低い。
直木賞受賞作品を読んでみようとか、ミステリは宮部みゆきや恩田陸に興味があるとか、いわゆる「本好き」の方にはお薦めするが、いわゆる「本格好き」にはお薦め出来ない作品である。