ユーザーレビュー一覧(全274件 平均:4.0)

「ストーカー」 2006-04-30
レビュアー:DAGGER(16人中10人が参考になったと回答)
善意のストーカーの話です。相手の罪まで追いかけるという行為は新しいのかもしれませんが。登場人物は頭が良いという設定ですが、結末を予想できないほど愛は人を盲目にすると言いたいのでしょうか?頭が良いという設定の登場人物の頭の良さが表現できていないように思います。少なくとも優れたストーリーでは無いように思います。これを純愛と言う人の倫理観が理解できません。

「最後の叫び」 2006-05-23
レビュアー:snow(14人中10人が参考になったと回答)
レイクサイドやゲームの名は誘拐も読みましたが話題の作品で興味のままに一気に読みました。
親子の存在によって生きがい見つけ最後まで押し通そうとした主人公に熱いものがこみあげました。淡々としていただけに最後の叫びが本当に痛々しく印象強かったです。

「スタンディングオベーション」 2007-04-10
レビュアー:ninjaninja(13人中10人が参考になったと回答)
ラスト数ページを読むのがもったいような怖いような気持ちで、
行ったりきたりしながら遂に読み終わってしまいました。
やられた。映画のエンドロールが流れているときのように
本を閉じて立ち上がることを躊躇するような感動と余韻がありました。
ちょうど真ん中くらいで「献身」というタイトルと純愛という
キーワードにまんまとミスリードされ、このまま自分を疑わせるための
緻密なトリックと純愛ストーリーで収束していくのかと思いました。
しかし、そこからトリックもストーリー展開も予想のはるか上を行く
第二波、第三波が来てラストの名シーンまで一気でした。
ミステリ作家の意地をかけて技術水準にこだわり、なおかつ、目を
閉じれば映像が浮かぶような徹底した物語性の追及。
もう拍手をすることしかできません。最高!

「なぜ「ガリレオシリーズ」?」 2007-06-06
レビュアー:真木数詞(19人中10人が参考になったと回答)
内容的には非常に面白い。練り上げられたプロットと作者の確かな筆力で、結末まで一気に読ませる。
しかし、私の疑問は別のところにある。
なぜこの小説は「探偵ガリレオシリーズ」なのか?
このシリーズ初の長編なら、原点に帰って、一見超常現象のような事件(トリック)を、科学的に解明するストーリーにしてほしかった。逆に、この作品の内容なら、シリーズではなく、新しい登場人物で、完全に独立した作品として書かれるべきだったと思う。
「探偵ガリレオシリーズ」として考えると、3作目にして突然、主人公・湯川学に、草薙刑事と同等の親友が登場するのは、フィクションとしては、ルール違反ではないのか?
後から出てきた親友(容疑者)が、草薙と同じくらいつきあいが長いといっても、それは「後付け」の設定にすぎず、シリーズ最初からの読者としては戸惑うしかない。主人公が、後から出てきた親友のために、草薙刑事との友情を捨てる決意さえ示すに至っては(本気ではないにしても)、「フィクションとしてありえない」と思うけれど。
もし、シャーロック・ホームズのシリーズに、ワトスン博士と同等以上の、「ホームズの親友」が、後から登場したら… そしてホームズが、後から出てきた親友のために、ワトスンとの友情を捨てるような言葉を口にしたら…
「容疑者Xの献身」で東野圭吾が書いたことは、それと同じではないか? 私は、東野ファンのはしくれだが、この作品には納得できない。

「東野圭吾にはまりました。」 2007-10-28
レビュアー:本の虫(12人中10人が参考になったと回答)
「探偵ガリレオ」、「予知夢」を読んだ時は、なんとなく面白いな〜くらいの
感覚で読んでいましたが、この「容疑者Xの献身」はトリック、登場人物の心理描写が
どちらも見事で、読み終わった後に、深いため息が出て、しばらく呆然としてしまいました。
この作品で東野さんにはまり中です。
映画化が決定したそうですが、天才数学者の石神は誰がやるのか、すごく気になっています。
あんまりかっこいい俳優さんを持ってきて欲しくないです。