ユーザーレビュー一覧(全274件 平均:4.0)

「佳作」 2008-01-13
レビュアー:あいうえお(14人中10人が参考になったと回答)
面白い。
テンポが良いし、予測つかない展開も面白い。
一気に読める。
しかし、一度読めばいいかなあ、という印象。
賞をとったことには少々疑問を感じる。
東野圭吾にはもっと良い作品が多数あるからだ。
ただ、良く考えればこの読みやすい作品を窓口に他の東野圭吾作品を
読んでもらえれば、と思う。

「素晴らしい。一気読み&電車乗り過ごし」 2005-11-14
レビュアー:フォックス(12人中9人が参考になったと回答)
物語が始まり、あっと言う間に殺人事件が発生する。
衝動的に起こしてしまった殺人を
隣に住む高校の数学教師が巧妙に隠蔽する。
執拗に迫る警察の捜査
すべてを計算しきった男を動かすのは
純粋な献身だった・・・・。
テンポの良さ。ほどよい人物描写。
主人公が人生を掛けて守ろうとする
女性の風貌も性格も、最小限しか描写されず
それがかえって読者の想像をかき立てます。
絶対に映像化されるでしょう。
2時間ドラマでなく、ちゃんとした映画で映像化されることを
願ってます。

「東野は、また、私たちのココロを揺さぶった」 2005-12-15
レビュアー:Higashino Keigo(18人中9人が参考になったと回答)
今まで極力感情を抑えてきた石神が、最後の最後で、背を向けまるくなり、いつまでも慟哭する姿。
私たち読者のココロを、二度と戻ることがないかのように、くしゃくしゃにする瞬間であった。
どうして、こんな数式を東野はつくれたのだろう。人を惑わすだけではない。人を、究極的に悩ませ、心をしめつける方程式を。
上っ面の男女関係を、SEXを交えて書かれたそんじょそこらの恋愛小説すべてが、まったく陳腐にみえる。それほどの引力を秘めた作品だった。
「秘密」「白夜光」「分身」そして「容疑者Xの献身」……。
東野の新作が出るたびに悩むことがある。
彼の最高傑作を、一つに絞れなくなることだ。

「ナンバーワン?」 2006-01-05
レビュアー:ミルクの口紅(15人中9人が参考になったと回答)
1位になったというので久々に東野作品を読んでみた。
☆を4つ、まさか5つもあげるワケには行かないと思った。
それが素直な感想だ。
(ということは他のミステリーはもっと下だったということなのか?)
☆が3つなのは「トキオ」や「秘密」や「幻夜」や「白夜行」などに比べて劣ると思ったからだ。
東野作品が好きでたくさん読んで来たが、本作品は上記4作品に及ぶものではなかったので☆は3つにした。

「悲しい話」 2006-01-10
レビュアー:みかん(14人中9人が参考になったと回答)
このミス1位ということで、読んでみました。
評判では、深い純愛とのことだったし、タイトルから推察して、だいたいの結末はなんとなく予想はしていました。ラストのどんでん返しまでは想像できなかったので、さすがにびっくりしました。これほど深い純愛があるのか・・・・
ただ、純愛純愛という割には、なかなかXの秘めたる深い思いは通じてきませんでした。ラストにその経過がちょっとだけ書いてはありましたが、それでここまでのことができるのか・・・?!
また、このミスの1位ってことは当然ミステリーなんですが・・・ミステリーとしては今一歩かな?もちろん面白かったけど、もっとびっくりしたかったです。
わたしがこの小説でもっとも感じたことは、純愛的な要素やミステリー的な要素よりも、湯川氏の苦悩やラストのそれぞれの苦悩がひしひしと伝わってきて、こちらも非常に切なく、苦しく、悲しかったということです。ここに関しては、すごくよく書けていると感じました。
最後のページは、あともう1ページ分くらいあるかな?って感じがしてたんですが、唐突に終わった印象を受け、違和感を感じました。例えて言えば、静かに舞台の幕が降りるというより、テレビの電源をブチっと切ったかんじ。