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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

容疑者Xの献身
容疑者Xの献身
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文藝春秋

¥ 1,680

単行本

売上ランク:13298位

2005-08-25

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ユーザーレビュー一覧(全274件 平均:4.0)

評価4点「想いは人を強くする」 2006-01-12
レビュアー:マィナ(7人中5人が参考になったと回答)
人を想う力。
それが人をどこまで強くさせるか。
そして、そのことだけにどれだけ没頭してしまうのか。
主人公は、倫理観や道徳観を強く兼ね備えているはずなのに、
そんな 「想い」 がストッパーを乗り越えてしまった。
さらに、自分の持つ能力を全力で 「想い」 に傾けてしまった。

そんな主人公の能力と警察との頭脳的攻防。
ページをめくるたびにはらはらさせられる展開。
これは面白い。

ただ、展開が急すぎて話に重みが若干無いかなと思います。
もう少し重厚感をストーリーに含むことができれば
もっと面白かったかなと思いました。
評価5点「星☆5つ」 2006-01-21
レビュアー:104個(7人中5人が参考になったと回答)
 文句なしにおもしろかった。最後の最後まで、結末が
みえない緊張感というか、ハラハラドキドキ感というか、
とにかくラストまで、ぐっと惹きつけられた。
話の構成の確かさ、登場人物の魅力にまいった。
数冊読んだ、著者の本の中では、一番おもしろかったです。
おすすめです。
評価4点「完璧なる論理に勝る、純なる感情」 2006-01-22
レビュアー:読観聞人(6人中5人が参考になったと回答)
何人かの方も指摘しておられるように、人物造形にはもう一ひねりほしかったというのが正直なところです。
別れた夫の存在も典型的ですし、石神の愛した女性とその娘との親子関係にもそこまで深いものを感じることはできませんでした。

しかしこうした点を忘れさせてしまうほど、事件の背景に隠された石神の純粋なる気持ちを知らされる終盤の描写は圧巻の一言。
この小説の一番の読みどころは理系出身の東野圭吾が巧妙に仕組んだ伏線の数々にあるのではなく、それらを超越する人を愛する気持ちの描写にあるのだと私は思います。

自分ならば愛する人のためにここまで尽くすことができるだろうか。
この本を読んで自分を振り返ってみたときに、石神という人物の純粋さにあらためて気づかされることでしょう。

決して報われる話ではありません。
ただひたすらに悲しく切ないです。
完璧なる論理を超えた、純なる感情に是非触れてみてください。
評価4点「さらっと読めるミステリー!!」 2006-01-24
レビュアー:クールパンダ(6人中5人が参考になったと回答)
 この本はミステリーにしてはさらっとお手軽に読めました。
容疑者の献身には、人それぞれ感じる事があるかとは思いますが、私はありでした。また数学が苦手な私にとって、数学の意味を少しを感じるきっかけになったかと思います。
とにかく読んで損は絶対無い!!
評価4点「シンプル イズ ベストです」 2006-01-26
レビュアー:丸太小屋(6人中5人が参考になったと回答)
すごいシンプルなミステリーだと思います。
動機もシンプル、トリックもシンプル、謎解きもシンプル
そして、シンプルなゆえに強いインパクトを感じます。
「いや、理屈はわかるけど・・そんなことできるの?」って感じで。

そして、犯人の数学教師が
全てを投げ打ってもいいと思えるようになった瞬間、その部分に
強い共感を覚えました。

詳しく書いちゃうとよくないので言いませんが
彼のように恐ろしいことに手を染めないまでも
何でもないことで救われることってあるよな、としみじみしちゃいました。