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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

容疑者Xの献身
容疑者Xの献身
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文藝春秋

¥ 1,680

単行本

売上ランク:14062位

2005-08-25

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ユーザーレビュー一覧(全274件 平均:4.0)

評価4点「孤高の天才同士の対決」 2006-04-10
レビュアー:海山ごはん(5人中4人が参考になったと回答)
天才物理学者湯川シリーズにあたる作品で、湯川と刑事の草薙の完成された人物像が作品の土台を支えている。
さらに湯川のライバルとして登場する天才数学者の石神の存在感は大きく、湯川との駆け引きがおもしろい心理戦として描かれている。
社会性を欠いてまで学問に対し崇高な愛情を注いでいた男の孤独と煩悶、そして献身的な情愛。そうしたいっさいが淀みなく活写されており、それがこのような心理描写の卓越した傑作を生み出したのだと思う。
物語の終盤、怒濤のごとく解明される事件の真相は、読み終わったあとで読者にやるせない感慨を残すだろう。
評価4点「結末にやられました。」 2006-04-15
レビュアー:くろじ(5人中4人が参考になったと回答)
やさしさ(本当は違うけど)を、やさしさって周りに気づかせなければ、行った本人以外無かったものになるんですね。それがせつなかったです。
評価3点「罪と罰」 2006-07-10
レビュアー:みる(14人中4人が参考になったと回答)
面白く一気に読めた。
しかし読後感があまりよくない。
まず最初から中学生の娘の描写が不自然に思えた。
前半は主人公に対して魅力を感じ読めたが
結局主人公はあまりにも思い込みが激しく
人を愛するということから遠い人として描かれていて
残念だ。
現実社会で救いのない殺人事件が連続で起こっている今
東野氏にはもっと深く人の心の闇を描いてほしいと思う。
評価3点「白夜行のほうが」 2006-08-19
レビュアー:たれパンダ(8人中4人が参考になったと回答)
他人のために犯罪を犯せるだけの大人の愛が伝わる結末を期待したが叶わなかった。主人公の微妙な心理が理解しにくく、犯行トリックも不必要な複雑さを感じた。読後の感動や満足感を評価すると星3つ。賞はこれまでの仕事ぶりに与えられるものなのでしょうね。
評価5点「小説との向き合い方を問われる本」 2006-10-09
レビュアー:hoge2(8人中4人が参考になったと回答)
私がこの投稿をする時点で、170件ものレビューがすでに合ったことが、この小説が広く関心を集めていることを物語っているでしょう。
殺人事件のなぞを巡るミステリーとして、愛情のために人はどこまで出来るのかを問う恋愛小説として、あるいは犯罪を通して倫理観を問う物語としてなど色々な読み方が出来るところが、この小説の魅力なのだと思います。
観かたによって唐突とも思える幕切れも、ひとつの読み方に読者を縛りたくないという作者の計算と思えます。。
いずれにせよ読者はこの小説の読書体験を通じて、答えの出ない問いに向き合うことになるではないでしょうか。
小説家 東野 圭吾の技巧の冴えるこの作品。読んで損は無いと思います。