ユーザーレビュー一覧(全274件 平均:4.0)

「タイトルが・・・・」 2006-12-14
レビュアー:ジョゼッペコッコ(6人中3人が参考になったと回答)
単行本化されるにあたり、タイトルに「献身」と入れたそうだが
それがあまりに残念すぎる。
読み進めていくと、タイトルの意味から結末が読めてしまう。
できればタイトルを知らずに読みたかった。
そうすればもっと楽しめたはず。
ストーリーは面白かった。
人物描写が良くできていて、頭に描きながら読むことができる。
東野作品の中ではあっさりと読める一冊かと思う。

「内容も装丁もよい」 2006-12-16
レビュアー:ミシシッピかずみ(5人中3人が参考になったと回答)
ミステリーでの直木賞受賞は、なかなか難しいと思いますが、「なるほど」と思わせる力作だと思いました。ラストのドンデン返しも効いているし。陳腐なドンデン返しではないと思います。そして装丁の美しさ。切なさと愛情の入り混じった、内容とも合致していて、印象に残る装丁ですね。

「東野圭吾さんの世界」 2006-12-26
レビュアー:お尚@山寺(6人中3人が参考になったと回答)
理系・文系の分類をされる方がいますが、まさに東野さんの作品は、理系出身の作者らしく、構成がしっかり計算され、よく出来た、読みやすい作品だと思います。人間模様や登場人物が抱えているものに運命的な哀れを感じさせるのも計算のうちなのでしょうが、描きこみが足りないせいか、なんとも切ない読後感を引き摺ります。こうしたある種の無機的な部分と有機的な部分の微妙なコンビネーションが、絶妙に東野さんワールドを形成していて、単なるミステリー小説の枠を越えて、大きな魅力になっているように思います。連想するのは、松本清張さんの作品ですが、そこまで人間の業の深さをえぐることもなく、相対的に爽やかな仕上がりになっているのが救いです。帯にあるように純愛モノと言えるかどうか。私はこの愛情はひとつの代償行為であり、むしろ主人公の抱えているものの重さを思い、切なくなりました。そういった意味で、この作品も、東野さんらしい作風で、裏切られることはありません。

「上手いけれど」 2007-05-17
レビュアー:ノピ太(10人中3人が参考になったと回答)
スルスルと読め、伏線の張り方もお見事で
流石だなーと言った感じでしたが
登場人物、献身を捧げられる肝心の女性に魅力を感じられず
どうしても感情移入して読むことができなかった。。。
白夜行が賞を取れず、なぜこの作品が直木賞を取ったのか?
選考委員の爺さん達はヘボですよ

「面白い!でも・・・」 2007-05-21
レビュアー:璃緒(3人中3人が参考になったと回答)
最初この作品を店頭で手に取った時はまだ自分には早いかなと思いながらも購入しましたが、すぐに話の中に入れました!
文章力も上手で、話の展開も早すぎず遅すぎずでした。
普段本をあまり読まない人でもわかりやすく読めると思います。
流石、東野圭吾さんの作品だけあって主人公の緊張や焦りなどが鮮明に読み手まで伝わってきます・・・。
ですが、勿体ない所が登場人物の存在感ですね。
なんといいますか、靖子の存在が最後まであまり強く感じられなかった所が少し残念でした。
それでも物語は面白いのでイチオシです♪