ユーザーレビュー一覧(全274件 平均:4.0)

「らしさが出た作品。」 2006-11-22
レビュアー:エイチ(7人中2人が参考になったと回答)
密かに思いを寄せる隣人が起こした殺人の隠蔽工作を完璧に作り上げる天才数学教師。
「緻密さ」というものへのこだわりは、東野作品の中でも随一か。
何故、この作品まで、直木賞が取れなかったのか。
何故、この作品で受賞できたのか。
工学部出身、エンジニア経験あり、という彼のバックグラウンドまで考えると
最も「東野圭吾らしさ」を映し出した作品だから、なんだろう。
最後の最後は、逆の結末でもおもしろかったかな〜。

「よいミステリー」 2006-11-30
レビュアー:modern ape(14人中2人が参考になったと回答)
文学作品ではないけれど、ミステリーとしてはよくできていると思います。
個人的には、最後の種明かしが気に入らないのですが、それは作者の自由なので、あまり言及することはありません。
文章力に関しては、文系の作家と比べると劣りますが、プロットとトリックでカバーできていると思います。
暇な時に気軽に読んだり、通勤・通学の電車の中で読むのに、ちょうどよい作品ではないでしょうか。

「登場人物は嫌い」 2007-05-16
レビュアー:ayuyo(8人中2人が参考になったと回答)
高校の数学教師である石神は、さえない中年男。彼は、隣に住む女性、花岡靖子に恋愛感情を抱いていた。石神は、彼女を守ろうとするのだが...
面白いけれど、登場人物に対して違和感が残る。ヒロイン?靖子は果たして魅力的な女性なのか、そうじゃないのか、いまいちわからないし、石神も、ストーカーじゃないのか?といえば、完全にストーカーでしょう。対象に接触しないからといって、常に様子を伺っているというのは、どうかと...というわけで、登場人物たちがいまいち好きになれないけれども、読みやすいので、あっという間に読み終わってしまいました。物理学者「湯川」のシリーズらしいので、前の本を読んでみようかな、という気になりました。ということは、そこそこいけるのかしら??ただ、最後に「うわぁー」という気になります。そのへんは、さすがです。

「どんな映画に?」 2007-11-24
レビュアー:読書家?(3人中2人が参考になったと回答)
一つの愛の形。
こんなことがあるのだろうかと思った。
最初に殺害シーンを描写しておき、肝心のネタ部分は最後にひっぱる。
しかも、予想とは違い裏切られる。
映画化されるということで、
今回の作品は全編が天才物理学者湯川学の苦悩が滲み出ている。
それを福山雅治がどういう風に表現するのかすごく楽しみだ。

「映画が楽しみだ」 2007-11-24
レビュアー:焼きかりんとう(3人中2人が参考になったと回答)
かなり面白い作品でしたね
事件のトリックがわかった時は、ただただ驚き、そして感動しました。
感動と言っても本の内容に感動したのではなく、こういう作品を書いた
東野さんに感動したんですけど。
それに、自分が予想していた結末がどれほどちっぽけなものなんだと思い知らされました。
人物像とか純愛とか私はあまり気にならなかったけれど、
気になる人は後味悪いかもしれませんね。
でもオススメの一冊です♪♪