いもづる式 トップに戻る ヘルプ

書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

美しい国へ (文春新書)
美しい国へ (文春新書)
click for big image

 

文藝春秋

¥ 767

新書

売上ランク:127200位

2006-07

Amazonでの販売状況

→通常24時間以内に発送

amazonで詳細を見る

ユーザーレビュー一覧(全183件 平均:3.5)

評価3点「日本はどうなっていくのか」 2006-08-22
レビュアー:かすたまぁ(81人中52人が参考になったと回答)
1980年代後半から、すでに東大の親の年収が慶応をこえた。また、偏差値の序列が、親の年収の序列と相関関係にあることが明らかになっている。三世の安倍氏が、小泉ネオリベ路線に反旗を翻しているのは、いい意味で笑える。とはいえ、彼が首相になったとしても、外交は手詰まりであるし、彼より上の議員が足を引っ張り、短命に終わるのだろう。下手に強弁路線で人気で出てしまっただけに、彼の資質が発揮できていないのではないか。

また、憲法改正はいいけれど、安倍氏は、憲法の機能性を理解しているのかな(??)日本を「美しい国」にする為には、歴史に目を向け失敗を研究し、個々人が「自立」することが必要だろう。そして、そうした意識は間違っても、「昔の人は、私の祖先は、すごかった」という物語に勇気づけられて出てくるものではない。そうした「すごかった系」の物語を享受する事でしか(自分に、日本に)自信を持てない人は、「家柄や芸能人の友達の友達」であることを自慢し得意顔になる哀れな人である。日本に今必要なのは、こうした「国粋」主義者でなく、日本の清濁あわせ飲んでも「愛国」者でいられる人たちであろう。まず一歩として、「憲法は国民が守るものである」という世界の非常識を抜け出して、憲法概念の成立過程を勉強し、「憲法とは統治権力を縛る国民の命令」であることを認識しよう。私的には、小室直樹『日本人のための憲法原論』がお奨め。
評価1点「敵前逃亡で病院行き?」 2007-09-15
レビュアー:岸栄作(113人中51人が参考になったと回答)
いやー素晴らしい本です。勿論、逆説的な意味ですよ。この国を守る決意などとのたまった大政治家の孫、もしくは息子さんが、ぼく体重5キロ減ったからもう辞めますなんて慶応病院に入院なんて爆笑物です。命懸けじゃなければこの国なんて守れないんじゃないのかなー?ちなみに結果責任を問うのは卑怯という方もいると思うけど、世の中総て結果でしょ。愛国心などといった本人が自分の健康、もしくは、もういやになったからという理由で辞めるんだから開いた口が塞がらない。近来、稀に見るトンデモ本です。藤原大先生の『国家の品格』に匹敵します。要は愛国心を持て、とか日本に誇りを持てと過度に主張する人ほど体をはって戦わないということでしょう。これは先の大戦での日本の高級軍事官僚の行動を見れば明らかです。当然、私に対して左翼という非難もあるでしょうが、そう言う方々こそ問題があるのではないでしょうか?
評価2点「所詮は安倍 晋三氏の政治的プロパガンダ」 2006-09-18
レビュアー:みつ★(81人中48人が参考になったと回答)
一通り読んで見ましたが・・・・内容的には「浅い」の一言に尽きます。
語ることは特になく、心に残った言葉もありません。
もっとも、政治的プロパガンダの一環として書かれた本に過ぎませんから、内容に期待する方がおかしかったのかも・・・
評価1点「団塊の世代は?」 2006-09-21
レビュアー:messy(89人中48人が参考になったと回答)
 筆者の言うとおり、政権構想の類ではありません。では何かといえば「若い人に読んでもらう」ために、これまで考えてきたこと、今考えていることを「正直につづった」本だそうです。私も安倍さんよりは多少は若いので読んでみました。悲しいです。次の日本の首相になる人が、自らの名前でこんな内容のない本をだすなんて。「若い人」が口実になると思っているのかもしれませんが、だとすれば侮辱です。
 本人でなければ書けないはずの祖父・岸信介や父・安倍晋太郎の思い出話でさえも「立派な人だった」と紹介するだけのつまらなさ。こんな文章を若い人が読んで「美しい国」ができるのでしょうか?
 100年、1000年の伝統を大切にし、押し付けられた憲法の改正を主張しながら、その憲法によって初めて日本に定着した自由と民主主義を賞賛し、同じ価値観を有する(らしい)米国やインドとの連携を提唱する矛盾、自主国防の必要を訴えながら米国に守ってもらわなくては日本の安全を守れないと主張する矛盾、自主憲法の制定を独立の象徴と言いながら国内の米軍基地の存在には言及もしない矛盾……。CIAからカネをもらいながら「ナショナリスト」の顔をしてきた自民党に内在する矛盾が満載で、次期首相になる人がこんな文章を書いているのを若い人が読んだら「自信と誇り」を失うだけではないでしょうか?
 というわけで、本としてはお勧めできません。でも、安倍さんには期待しています。日本をよりよい国にし、世界をよりよい世界にするため、頑張ってほしいです。なんといっても、北朝鮮の拉致問題で安倍さんは立派なことをしてきたのですから。
 それにしても、安倍さんは自ら言うとおり「団塊の世代」と「新人類」のはざま。小泉さん以前の首相は皆戦前生まれ。どうも政界では「団塊の世代」はトばされそうですね。日本を牽引してきたはずの「島耕作」たちは遂に日本の指導者とならず「大量引退」してしまうのでしょうか?
評価2点「優等生の小論文」 2006-09-21
レビュアー:のいのい(82人中47人が参考になったと回答)
さらっと読んでしまえる本でした。

安倍さんの本ですから右に偏った主張も多いですが、全体としてはあまり具体例を出さずに曖昧に済ませている感じです。
このあたり、いかにもおぼっちゃん風で憎めないと言えば憎めない、でもなんら心に残ることもない。
どの文章も、テレビで適当な政治評論家が語っていたことをそのまま書いたような当たり前なことばかりで、もちろん当たり前のことを当たり前に主張するのが政治家なんでしょうけど、わざわざ新書にするほどの内容ではなかったと思います。

一言で言えば、どうでもいい本でした。
でも、一応新しい首相がどんなことを考えているのか・考えてきたのか、を知るためにザッと読んでみるのも悪くはないでしょう。