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書籍の詳細&ユーザーレビュー一覧

竜馬がゆく〈4〉 (文春文庫)
竜馬がゆく〈4〉 (文春文庫)
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文藝春秋

¥ 660

文庫

売上ランク:4017位

1998-09

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ユーザーレビュー一覧(全12件 平均:4.5)

評価5点「長州の没落」 2005-09-08
レビュアー:熱血バンカー(6人中5人が参考になったと回答)
明治維新では主役となり、その後の明治政府でも閣僚に名を連ねる長州藩出身の人物達。

その長州藩も明治維新初期では、徹底的な屈辱を味わいます。過激な言動の目立つ堂藩への反感が高まりつつある中、政治巧者の薩摩が朝廷をうまく動かし、長州をつまはじきにする。

ここからかの有名な長州征伐がはじまり、長州の没落がはじまります。

この巻での竜馬の活躍は神戸海軍塾ですが、私にとってはそれよりも、この薩摩、長州2台藩の動きが面白かったです。色恋話も竜馬らしさがよく現れていて面白いんですけどね。

評価4点「竜馬の成長期を描いた1巻です」 2003-01-13
レビュアー:993改(6人中4人が参考になったと回答)
竜馬が勝海舟の元で、いよいよ軍艦を手に入れ、夢であった浪人からなる軍艦部隊を作ります。また、勝海舟の世話により、各地の色々な人物と交わりを深めていきます。要は、竜馬の成長期を描いた1巻です。

その間にも、地元土佐では盟友武市らが切腹させられたり、一時は京都朝廷を一手に握った長州藩が薩摩・会津藩により転覆させられたり、維新に向けた動きも活発化していきます。
そのような動きの中、まだ、竜馬が中央に出てくることはありませんので、展開にもどかしさを感じるのも事実ですが、著者とともに、じっくり待ちたいと思います。

評価5点「竜馬がゆく 第四巻」 2005-11-10
レビュアー:takuya_o0917(6人中4人が参考になったと回答)
 司馬遼太郎の名作『竜馬がゆく』の第四巻。展開は歴史の大舞台へ。京都に於ける長州の勢力は衰え、土佐勤王党は山内容堂の台頭によって没落。目まぐるしく変わる情勢は悉く尊攘派に不利な展開、その最中独りわが道を突き進む竜馬はとうとう軍艦観光丸を手に入れた。観光丸を率いて、江戸に神戸に大阪に。果ては勝海舟に連れられて長崎へも赴く。一方、没落した長州の攘夷砲撃は日に日に激化し、外国の長州砲撃の緊迫がいよいよ高まる中、幕府は長州征伐に踏み切り始める。

 流れゆく時代と、それと独立に進む竜馬の脚。その流れを対比しつつ、読者を惹き入れる司馬遼太郎の世界観は健在だ。竜馬に焦点が当てられない章が目立つのは否めない事実だが、それはこの巻が描く高々1年という期間に巻き起こる時代の変化の多さを物語る証拠だろう。又、注意深い読者には以前に為された解説が繰り返される箇所が多いのも気になる所だが、物語全体の中では大切な視点を重ね重ね与えてくれていると思う事にしよう。時代は薩長の対立へ向けて大きく揺れる。幕府はその波に乗って勢いを付け始め、その影で京都には新撰組が登場。朝廷か、幕府か、その政調を大きく変換させる英雄がとうとう海に身を乗り出した。竜馬と勝海舟が織り成す歴史の大舞台はとうとう山場を迎えようとしている。

評価4点「より大きな目標」 2005-12-26
レビュアー:ウツミトオル(10人中3人が参考になったと回答)
「おれも大仕事をやる身だ。それもいま緒についたばかりで、命が惜しいね。こういっちゃなんだが、
ゆくゆく日本中がおれを頼りにするときが来るだろう」

文明は前進させねばならぬ。おなじ命を捨てる気なら、そのほうで死ぬ

事をなす人というのは
事をなそうと考えているんですよね。
その思いが大きくなると大きいことをなせるのですよね。

三巻を読んだ後、この本のことをすっかり忘れてました。
先日、この「知りたい人」の購読者様からメールを頂きました。
以前、竜馬がゆく(三)を紹介したときにメールを頂いた方です。
 
彼は、大学で就職活動中の学生の支援をボランティアでやっています。
「自分の行きたい会社、行きたい業界に自分で気づき合格してもらえるよう支援している」
そうです。
彼に竜馬がゆく(三)で志の大切さを教えられてました。
今回は(四)を読んでみて、改めて志の大切さを感じさせられました。

私もこのメルマガの発行を通して
自分自身の志を高め、強めているんです。
 
気づきをありがとうございました。
 
みなさんに
わたしが「お届けしているもの」は実は「私が一番必要としているもの」だったのかもしれませんね^^
評価5点「新撰組登場!」 2007-04-19
レビュアー:観る読む(3人中3人が参考になったと回答)
「あの男は斬れませんよ。」

とは新撰組の沖田総司が土方歳三に言った言葉。
竜馬が新撰組と狭い露地で対面した時のこと。

「死なぬような生き方をしたい」と言った竜馬を、時代が必要としていることを感じたひとコマでした。

まるでマジックのように一日で長州が京から追われ、いよいよきな臭さが漂い始めた第四巻。

幕末へ。

読み応えがあった。

「天が血の犠牲を求めている」と、竜馬。

その犠牲になった竜馬の親友、武市半平太。
彼が生き続けていた明治を見てみたかったと思った。

そしてこの巻の特徴は、作者司馬遼太郎さんの私的意見が随所に見られるところ。
武士とは。切腹とは。そして明治維新とは。

とかく、読み応えがあった。