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一国は一人を以って興り、一人を以って亡ぶ
一国は一人を以って興り、一人を以って亡ぶ
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¥ 1,680

単行本

売上ランク:268978位

2005-04

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ユーザーレビュー一覧(全8件 平均:3.0)

評価4点「福田さんの素性が伺える」 2006-02-13
レビュアー:金村(26人中12人が参考になったと回答)
あまりメディアに登場しない福田康夫さんの政治家像が良く分かる一冊です。
2世議員というと、何かと問題や欠点が多い議員が多いですが、福田さんはサラリーマン歴が長いからなのか、一般人に近い感覚の政治家だと思います。
すべてにおいてバランス感覚があり、外交にしても親米、親中ではなく、あくまで中立、弱者への視線もしっかり備えており、目立たず、人を立てることのできる有能な人だと感じました。
あの飄々とした姿から、居丈高な人かと思われますが、とても柔軟性があり、自分を殺すこともできるので、党内での人望もあるのでしょう。
小泉さんとは正反対のタイプなので、国民人気はないでしょうが、
是非とも総理大臣になってもらいたい人物だと、この本を読んで思いました。
評価3点「なぜ総裁選にでなかったのか?」 2007-05-16
レビュアー:蘇冬(19人中11人が参考になったと回答)
あの「明石散人」が「福田康夫」にインタビューしている(あと一名は略)というので、読んでみました。
うーん、期待はずれか、予想通りか?
福田氏の人間性がこれでわかるか?というと、私には「わからない」と答えるしかないです。
答えが非常に計算されている、というのはわかりました。それで、その答えが本当に福田氏が思っていることなのか、がわかりません。
小泉首相に対する考えも、極めてそつのない発言でした。「で、それ本音?」です。
総裁選に出馬しなかった理由は、さまざまに書かれました。
それでその本当の理由は何?と尋ねたいです。表向きの話ではないモノがあると思います。
それは何ですか?
でもきっとこの本のように「そつのない答え」が返ってくるだけでしょう。
頭はキレル人だと思いますが、なにせあの「総理」の息子だしなぁー。
父親が大蔵大臣の時に発行しはじめた、とんでもない「赤字国債」についての考えを聞きたかったですね。
評価4点「『美しい国へ』の首相と比べると福田氏は至極まっとうな感じを受けます」 2007-09-18
レビュアー:ib_pata(30人中11人が参考になったと回答)
 福田康夫のいまのところの唯一の著書。福田親衛隊の衛藤代議士との対談本で聞き手は明石散人。元々、衛藤氏のPR用に作られた本らしいので、正確には福田氏の本ではないだけど、これだけの分量で語っている本はないと思うので、貴重。

 政治家はやりたいことをするんではなく、できることをする、ただし、遠くを見つめて、というしごくまっとうな意見の持ち主のように感じる。憲法改正にも慎重だし、言外に改正するにしても、九条よりは、参議院の役割の見直しの方が先であり、国際貢献は今の憲法の範囲内でやればいい、というバランスのとれた意見がかいま見える。『美しい国へ』がどうしようもない浅さを感じさせたのと比べると、例えば《戦前の日英同盟と今日の日米同盟に類似性を見ているようですが、日英同盟は昔の話ですね。現在の日米同盟とは比べようがありません。それは国際情勢や両国が夫々これほど変わっている状況で、簡単に比較してはいけないと思います》(p.43)などのような発言には慎重さと見識を感じる。「政治家の言葉は重い」というひと言にも実感がこもる。
評価2点「一国を背負う気概の無い人が総理になる不幸」 2008-02-09
レビュアー:according to the conservative(15人中11人が参考になったと回答)
本書は,福田康夫氏が総理になる前に上梓された書です。麻生氏との総
裁選挙の際も、福田氏の根底にある思想が何か量りかねましたが、本書
を読んでもそれがクリアになることはありませんでした。個人的結論では
福田氏には政治家としては、他人意思で、ご自身として為すべき目的意
識というか、気概はは持っていらっしゃらないと映りました。一方で、自民
党の設立理念であった自主憲法制定には、否定的で、現行憲法は改憲
せず維持すべきという強い意思を持っていることは分かりました。総理に
なられた今こを、「一国は一人を以って興り、一人を以って亡ぶ」ことをあ
らためてご自覚いただきたいと思います。
評価3点「たしかにごく当たり前の話ですね」 2005-06-12
レビュアー:レグルス(18人中10人が参考になったと回答)
福田康夫と衛藤征士郎の対談を、明石散人が仕切った、という体裁の対談。
外交、経済、改革などのテーマについて語っている。

二人とも自民党だし、議論というほどにはならず、まあ無難といえば無難。
あれだけ小泉批判をしていた肝腎の明石散人も、
その官房長官経験者である福田氏にはそれほど過激な発言をしないので、
期待していたほど面白くはなかった。
なかには鋭いというか皮肉っぽい質問はあるにはあるのだが…。

せっかく明石散人が司会なのだから、
「朝まで生テレビ」のようなもっとバトルっぽいものを期待したのだが…。